――山﨑投手は早い段階から目標を持って頑張っていくことができたようですが、目標が定まらない、将来何をしたらいいか分からないという方もいると思います。そういう人へ向けて、何かアドバイスなどはありますか？
まずは好きなことをやってみる。僕ならやりたいように思い切ってやると思います。目標設定も難しいですけど、まずは好きなことををやって、その中で好きなことが目標になればいいと思いますし、好きなことをしてモチベーションになればいいと思うので。
そこは徐々に自分の中で作り上げていく。一つのストーリーじゃないですけど、その中で生まれたものが、モチベーションや夢、目標、次のステップにつながっていく。それが自分の中で道標になって、いずれ大きなものになっていくのかなって。別に目標がないからダメということではないですけど、チャレンジする勇気も必要ですよね。
――著書『約束の力』（飛鳥新社）の中で、「高校時代は背番号１だけど、実質３番手だった」と振り返っています。その悔しさが、大学やプロでも生きたのでしょうか？
やはり帝京高校は名門と言われる学校なので、入ってくるメンバーもシニアの４番や日本を代表する選手ばかりでしたから、正直、僕は自信がなかったです。最初に一緒にプレーした時、「これはレベルが高いな……」と。最終的に３年生の最後の大会で１番を着けたわけですけど、僕の前に投げるピッチャーが２～３人いて、エースって言われていても、ふわふわした感じでしたね。
２年生の時、伊藤拓郎（注：2011年ドラフト９位でベイスターズに入団）がセレクションに来たのですが、いきなり144キロとか投げていて本当に驚いてしまって。でも、さすがに僕は１年先に入って帝京のユニフォームを着たんだから、中学３年には負けないぞ！ と。でも、実際に練習してみたら、身体も大きいし出る力も全然違って……。彼は初めて衝撃を受けた選手でしたね。そういう選手がいたので、やっぱりエースとはほど遠いところにいたと思います。それでも諦めなかったですけど、厳しい争いでしたよね。
まずは好きなことをやってみる。僕ならやりたいように思い切ってやると思います。目標設定も難しいですけど、まずは好きなことををやって、その中で好きなことが目標になればいいと思いますし、好きなことをしてモチベーションになればいいと思うので。
そこは徐々に自分の中で作り上げていく。一つのストーリーじゃないですけど、その中で生まれたものが、モチベーションや夢、目標、次のステップにつながっていく。それが自分の中で道標になって、いずれ大きなものになっていくのかなって。別に目標がないからダメということではないですけど、チャレンジする勇気も必要ですよね。
――著書『約束の力』（飛鳥新社）の中で、「高校時代は背番号１だけど、実質３番手だった」と振り返っています。その悔しさが、大学やプロでも生きたのでしょうか？
やはり帝京高校は名門と言われる学校なので、入ってくるメンバーもシニアの４番や日本を代表する選手ばかりでしたから、正直、僕は自信がなかったです。最初に一緒にプレーした時、「これはレベルが高いな……」と。最終的に３年生の最後の大会で１番を着けたわけですけど、僕の前に投げるピッチャーが２～３人いて、エースって言われていても、ふわふわした感じでしたね。
２年生の時、伊藤拓郎（注：2011年ドラフト９位でベイスターズに入団）がセレクションに来たのですが、いきなり144キロとか投げていて本当に驚いてしまって。でも、さすがに僕は１年先に入って帝京のユニフォームを着たんだから、中学３年には負けないぞ！ と。でも、実際に練習してみたら、身体も大きいし出る力も全然違って……。彼は初めて衝撃を受けた選手でしたね。そういう選手がいたので、やっぱりエースとはほど遠いところにいたと思います。それでも諦めなかったですけど、厳しい争いでしたよね。
