▼ミネソタ・ツインズ
【評価】がんばりましょう(D)
新球場ターゲット・フィールドが完成した2010年に2年連続地区優勝を果たしたが、続く4年間で3度最下位に低迷した。主たる原因は、11年から始まったジョー・マウアーとの8年1億8400万ドルの大型契約が機能しなかったこと。00年代に球界最高の捕手として活躍したマウアーは、脳震とうもあって14年から一塁へ転向。その頃から故障が増え、パフォーマンスも落ちていった。
低迷を受け、フロント体制も一新。かつては典型的なオールドスクール派のチームだったが、16年オフにデレク・ファルビーが編成トップに就任したのを機にセイバーメトリクス重視へ転換。昨年は長打力重視のアプローチが結実し、史上初の年間300本塁打の大台を突破して9年ぶりの地区優勝に輝いた。ただ、プレーオフではまるで勝てず、00年代からの連敗は16に達している。
文●久保田市郎(スラッガー編集長)
※『スラッガー』2020年3月号より転載
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
【評価】がんばりましょう(D)
新球場ターゲット・フィールドが完成した2010年に2年連続地区優勝を果たしたが、続く4年間で3度最下位に低迷した。主たる原因は、11年から始まったジョー・マウアーとの8年1億8400万ドルの大型契約が機能しなかったこと。00年代に球界最高の捕手として活躍したマウアーは、脳震とうもあって14年から一塁へ転向。その頃から故障が増え、パフォーマンスも落ちていった。
低迷を受け、フロント体制も一新。かつては典型的なオールドスクール派のチームだったが、16年オフにデレク・ファルビーが編成トップに就任したのを機にセイバーメトリクス重視へ転換。昨年は長打力重視のアプローチが結実し、史上初の年間300本塁打の大台を突破して9年ぶりの地区優勝に輝いた。ただ、プレーオフではまるで勝てず、00年代からの連敗は16に達している。
文●久保田市郎(スラッガー編集長)
※『スラッガー』2020年3月号より転載
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
関連記事
- 【2010年代30球団通信簿:ア・リーグ東地区】貧乏でも育成と工夫を駆使したレイズが最高評価、10年間の勝率が30球団1位のヤンキースは意外にも……?
- 【2010年代30球団通信簿:ア・リーグ西地区】大谷のエンジェルス、イチローが在籍したマリナーズは苦戦。一方、サイン盗みに手を染めたアストロズは?
- 「一緒にこの苦難を乗り越えましょう!」日本プロ野球選手会がコロナ基金への支援を表明。賛同する選手が続出!
- 「どうか安らかに“アイ~ン”」DeNAのラミレス監督、志村けんさん訃報に自身の“アイ~ン写真”と追悼メッセージを公開
- 「2万8000食分の非常食」「故郷へ自らの手で物資を配布」「マイナーリーガーの生活支援」――感染拡大の中でメジャーリーガーたちが行うさまざまな支援