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大学野球

最多奪三振、防御率0.00、5試合連続アーチ――「東京六大学」で偉大な記録を残した名手たち

大友良行

2020.05.10

●サイクルヒット
中山翔太(内・外野手/ヤクルト)
1996年生まれ。大阪府出身。右投右打。
履正社-法政大-ヤクルト。

 4年春の東大1回戦で史上8人目のサイクルヒットを記録した。初回ライトへのポテンヒットが3塁打となったのが足がかりとなり、4安打すべてが打点6につながった。特に印象深かったのが7回の5打席目。残った本塁打を左翼席に決めて、土壇場での勝負強さを見せた。

 法大では、2年秋から左翼手でレギュラー。3年春には一塁手で4番を務め、サイクルを記録した4年春はベスト9も獲得した。4年秋に早大の小島和哉投手(ロッテ)から3本塁打を放ち、12季ぶりのリーグ優勝に貢献している。

 通算64試合、248打数76安打、11本塁打、47打点、打率.306、長打率.504。2018年ドラフトで、ヤクルトから2位指名された。
 
取材・文●大友良行

【著者プロフィール】
おおとも・よしゆき/元大手新聞社の報道写真記者。事件事故取材の傍らメジャーリーグやサッカーW杯などの欧州サッカーを取材。現在は、全国の大学野球、春夏の甲子園をはじめとする高校野球、都市対抗を中心に社会人野球などを深く取材している。著書に「野球監督の仕事(共著・成美堂出版)」、「CMタイムの逆襲(東急エージェンシー)」などがある。
 

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