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プロ野球

「イメージに近いのは中村紀洋さん」フォーム改造中の山川穂高が理想の打撃を語る〈SLUGGER〉

白鳥純一

2021.02.06

――年初には、SNSで書き初めをアップされ、達筆な文字で「全く痩せん」と書かれていました。この言葉を選ばれた理由と、シーズンに向けた本当の目標を教えてください。

 まず何を書いたら「ウケるか」を考え、それを書いて載せただけです。個人的には、SNSは「育てるもの」で、真剣に物事を語る場所ではないと思っています。時間の余裕がある時に、世間の動きや友人の近況を知ったり、面白いもの載せて反応を楽しむためにやっている。それ以上のことはあまり求めていません。

 今シーズンの最終的な目標は、本塁打王と優勝の奪還。何としても達成したいと思っています。

――新たなSNSのClubhouse(クラブハウス)が、流行し始めています。アプリ内で野球関係者が真剣に議論をしているようですが、山川選手は始められるご予定はありますか?

 周りは始めている人もいますが、今はやっていません。ツイッターやインスタグラムもあるので、面白かったらやりたい。でも、難しいものは好きではないので、もし難しいのであればやらないと思います。
 
――まもなくメットライフドームの改修工事が終わり、綺麗に整備された球場でシーズンを迎えます。新しくなった球場について、どのように感じていますか?

 お客様あっての埼玉西武ライオンズであり、プロ野球だと思います。来場される皆さんが、より試合を見やすい環境になっていているのであれば良いと思います。

 スタジアムを改修しても、あまりお客様が入ってくれないと「仕方ない部分」がある。ファンとともに喜びを分かち合うチームでありたいですし、それができるスタジアムでプレーしたいですね。

   ◆   ◆   ◆

 新型コロナウイルスの影響を受けながらのスタートとなった2021年シーズンは、3月26日に開幕する。

 第一クールが終了した4日には、松井稼頭央2軍監督が「とてもよく振れていますし、いい動きをしている。良い状態で1軍に上がれるようにサポートしたい」と、山川について言及するなど、調子は上向きのようだ。開幕に向けてじっくり調整を続ける、元本塁打王の復権に注目したい。

取材・文●白鳥純一(フリーライター)

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