●両チームの“打撃職人”にも注目
両エースの他にもホゼ・アルトゥーベやアレックス・ブレグマンなどスター選手が集まるアストロズにあって、存在感を発揮しているのがマイケル・ブラントリーだ。左打席での流麗なスウィングで“ドクター・スムース”の異名を取るブラントリーは、日本で言うと、秋山翔吾(西武)と似たタイプの好打者。「ホームランか三振か」タイプの打者が増えた最近のMLBにあって、優れたバットコントロールを誇るブラントリーは貴重な存在になっている。
ヤンキースにも打席の左右こそ違うが似たタイプの“職人”がいる。今年、ロッキーズから加入したDJ・ラメイヒューだ。16年に打率.348をマークして首位打者を獲得。ヤンキースに加わった今季はリーグ2位の打率.327、自己最多の26本塁打を放つ活躍を見せた。「うちにはパワーヒッターはいる。違いを作れる選手が欲しかった」。ブライアン・キャッシュマンGMの言葉通り、ラメイヒューは打線のアンカータイプとしてアクセントを生んでいる。 ブラントリーとラメイヒュー。昨オフのFA市場でもあまり注目されなかったベテラン2人が、ア・リーグの頂上決戦で相まみえる。どちらがチームをワールドシリーズの舞台へ導けるだろうか。
構成●スラッガー編集部
両エースの他にもホゼ・アルトゥーベやアレックス・ブレグマンなどスター選手が集まるアストロズにあって、存在感を発揮しているのがマイケル・ブラントリーだ。左打席での流麗なスウィングで“ドクター・スムース”の異名を取るブラントリーは、日本で言うと、秋山翔吾(西武)と似たタイプの好打者。「ホームランか三振か」タイプの打者が増えた最近のMLBにあって、優れたバットコントロールを誇るブラントリーは貴重な存在になっている。
ヤンキースにも打席の左右こそ違うが似たタイプの“職人”がいる。今年、ロッキーズから加入したDJ・ラメイヒューだ。16年に打率.348をマークして首位打者を獲得。ヤンキースに加わった今季はリーグ2位の打率.327、自己最多の26本塁打を放つ活躍を見せた。「うちにはパワーヒッターはいる。違いを作れる選手が欲しかった」。ブライアン・キャッシュマンGMの言葉通り、ラメイヒューは打線のアンカータイプとしてアクセントを生んでいる。 ブラントリーとラメイヒュー。昨オフのFA市場でもあまり注目されなかったベテラン2人が、ア・リーグの頂上決戦で相まみえる。どちらがチームをワールドシリーズの舞台へ導けるだろうか。
構成●スラッガー編集部