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MLB

【侍メジャーリーガー前半戦通信簿】大谷翔平は投打ともにチームベスト。ダルビッシュは爆発力こそないが、エースの役割を全う<SLUGGER>

藤原彬

2021.07.16

■有原航平(レンジャーズ)
評価:がんばりましょう
7登板 28.2投球回 2勝3敗 防御率6.59

 開幕ローテーションに入り、3試合目から2連勝。だが、5月上旬に右手中指を打撲して故障者リスト入りした際に見つかった右肩の動脈瘤修復手術を受け、長期離脱を強いられた。今季中の復帰は微妙と見られている。投球自体は多彩な球種を操るメジャー仕様で適応を試みていたが、空振りを奪えずに故障前は3試合連続5失点以上。まずは、しっかりと治療に務めたい。
 
■筒香嘉智(ドジャース)
評価:がんばりましょう
38試合 打率.155 0本塁打 OPS.451

 2年目の飛躍を期待されながら極度の打撃不振で、5月中旬にレイズを事実上の戦力外となり、トレードでドジャースへ移った。ただ、その後も調子は上向かず、6月初旬に右ふくらはぎを痛めて故障者リスト入り。復帰後は3Aでプレーを続けるが、4本塁打を放ちながら打率.147で、再び40人ロースターから外れた。日本球界復帰を勧める声もあるが、ここであきらめるわけにはいかない。

文●藤原彬

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