●ウィーラー
[試合] 121 [打数] 384 [打率] .289
[本塁打] 15 [打点] 56 [OPS] .837 [盗塁] 3
評価:よくできました(A)
3月30日から球団歴代6位の22試合連続安打を記録し、一時は首位打者に浮上。その後はペースが落ちたが、チーム事情に応じてレフトと一塁を守り、全力プレーで味方を鼓舞するなど数字に見えない貢献も◎。
●大城卓三
[試合] 125 [打数] 347 [打率] .231
[本塁打] 11 [打点] 37 [OPS] .660 [盗塁] 0
評価:可もなく不可もなく(C)
開幕戦での勝ち越し3ランを皮切りに、8月下旬には自身初の2ケタ本塁打到達。ただし、9月以降は柵越えなしでOPSは.660と低調だった。盗塁阻止率44.7%はリーグ1位。
●吉川尚輝
[試合] 108 [打数] 305 [打率] .272
[本塁打] 5 [打点] 25 [OPS] .683 [盗塁] 7
評価:可もなく不可もなく(C)
6月半ばに死球で左手中指骨折するなど離脱もあったが、2年連続で100試合以上に出場。前半戦は3番も務めたが、後半戦は不振で10月はスタメン外が増えた。
●中田翔
[試合] 73 [打数] 256 [打率] .177
[本塁打] 7 [打点] 20 [OPS] .574 [盗塁] 0
評価:ガッカリです(E)
日本ハムでは田中将大(楽天)から今季初本塁打を放つも不振が続き、同僚への暴行事件によって無償トレードで放出。巨人でも不振で2度の二軍落ちと、まったくいいところがなかった。
●梶谷隆幸
[試合] 61 [打数] 227 [打率] .282
[本塁打] 4 [打点] 23 [OPS] .721 [盗塁] 11
評価:ガッカリです(E)
4年総額8億円の大型契約で加入。リードオフを務めて徐々に調子を上げたが、5月下旬に左太腿裏痛で1ヵ月離脱、7月半ばには死球で右手骨折と故障続きであまり働けなかった。
●若林晃弘
[試合] 96 [打数] 213 [打率] .239
[本塁打] 5 [打点] 16 [OPS] .675 [盗塁] 1
評価:まずまずです(B)
オープン戦はチーム三冠の活躍で初の開幕スタメン出場。コロナ陽性での離脱はあったものの96試合出場は自己最多で、内野全ポジションをこなす汎用性でも貢献した。
●亀井善行
[試合] 92 [打数] 186 [打率] .215
[本塁打] 3 [打点] 17 [OPS] .608 [盗塁] 1
評価:おつかれさまでした
DeNAとの開幕戦では史上初の「開幕戦代打サヨナラ弾」。6月5日の日本ハム戦で通算100本塁打も達成した。9月以降はスタメンでの出場機会が増えてクリーンナップも任されたが振るわず、今季限りでの引退を発表した。
●中島宏之
[試合] 81 [打数] 181 [打率] .271
[本塁打] 6 [打点] 26 [OPS] .740 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
ウィーラーや中田との併用により、打席数は昨季から100以上も減ったが巧打は健在。特に得点圏では打率.385の強さで、首位ヤクルトとの試合でも.370とよく打った。
【監督】
●原辰徳
61勝62敗20分 勝率.496(3位) 得失点差+11(3位)
評価:ガッカリです(E)
最大8ゲーム差をひっくり返して8月下旬にはリーグ首位へ浮上したが、終盤は先発投手の中5日や4日起用が実らず。10月に引き分けを挟む10連敗を喫して3連覇を逸した。ライバルの阪神には14年ぶりの負け越し。
文●藤原彬
【著者プロフィール】
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
[試合] 121 [打数] 384 [打率] .289
[本塁打] 15 [打点] 56 [OPS] .837 [盗塁] 3
評価:よくできました(A)
3月30日から球団歴代6位の22試合連続安打を記録し、一時は首位打者に浮上。その後はペースが落ちたが、チーム事情に応じてレフトと一塁を守り、全力プレーで味方を鼓舞するなど数字に見えない貢献も◎。
●大城卓三
[試合] 125 [打数] 347 [打率] .231
[本塁打] 11 [打点] 37 [OPS] .660 [盗塁] 0
評価:可もなく不可もなく(C)
開幕戦での勝ち越し3ランを皮切りに、8月下旬には自身初の2ケタ本塁打到達。ただし、9月以降は柵越えなしでOPSは.660と低調だった。盗塁阻止率44.7%はリーグ1位。
●吉川尚輝
[試合] 108 [打数] 305 [打率] .272
[本塁打] 5 [打点] 25 [OPS] .683 [盗塁] 7
評価:可もなく不可もなく(C)
6月半ばに死球で左手中指骨折するなど離脱もあったが、2年連続で100試合以上に出場。前半戦は3番も務めたが、後半戦は不振で10月はスタメン外が増えた。
●中田翔
[試合] 73 [打数] 256 [打率] .177
[本塁打] 7 [打点] 20 [OPS] .574 [盗塁] 0
評価:ガッカリです(E)
日本ハムでは田中将大(楽天)から今季初本塁打を放つも不振が続き、同僚への暴行事件によって無償トレードで放出。巨人でも不振で2度の二軍落ちと、まったくいいところがなかった。
●梶谷隆幸
[試合] 61 [打数] 227 [打率] .282
[本塁打] 4 [打点] 23 [OPS] .721 [盗塁] 11
評価:ガッカリです(E)
4年総額8億円の大型契約で加入。リードオフを務めて徐々に調子を上げたが、5月下旬に左太腿裏痛で1ヵ月離脱、7月半ばには死球で右手骨折と故障続きであまり働けなかった。
●若林晃弘
[試合] 96 [打数] 213 [打率] .239
[本塁打] 5 [打点] 16 [OPS] .675 [盗塁] 1
評価:まずまずです(B)
オープン戦はチーム三冠の活躍で初の開幕スタメン出場。コロナ陽性での離脱はあったものの96試合出場は自己最多で、内野全ポジションをこなす汎用性でも貢献した。
●亀井善行
[試合] 92 [打数] 186 [打率] .215
[本塁打] 3 [打点] 17 [OPS] .608 [盗塁] 1
評価:おつかれさまでした
DeNAとの開幕戦では史上初の「開幕戦代打サヨナラ弾」。6月5日の日本ハム戦で通算100本塁打も達成した。9月以降はスタメンでの出場機会が増えてクリーンナップも任されたが振るわず、今季限りでの引退を発表した。
●中島宏之
[試合] 81 [打数] 181 [打率] .271
[本塁打] 6 [打点] 26 [OPS] .740 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
ウィーラーや中田との併用により、打席数は昨季から100以上も減ったが巧打は健在。特に得点圏では打率.385の強さで、首位ヤクルトとの試合でも.370とよく打った。
【監督】
●原辰徳
61勝62敗20分 勝率.496(3位) 得失点差+11(3位)
評価:ガッカリです(E)
最大8ゲーム差をひっくり返して8月下旬にはリーグ首位へ浮上したが、終盤は先発投手の中5日や4日起用が実らず。10月に引き分けを挟む10連敗を喫して3連覇を逸した。ライバルの阪神には14年ぶりの負け越し。
文●藤原彬
【著者プロフィール】
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。