<投手>
山口俊(巨人)5.0[4回]
2回までは良かったが、3回以降は細かな制球力を欠いてシーズンの疲れを垣間見せた。次回の登板があるとしたら決勝戦だが、今大会の2試合を見る限り、再考したい。
田口麗斗(巨人)6.0[1回]
今大会初登板は悪い流れの中だったが、無失点で切り抜けた。痛打されたものの、流れを断ち切ったのは見事だと言える。
MAN OF THE MATCH
岸孝之(楽天)6.5[2回]
2イニングを1安打のみ抑える好投。7回の最後の打者を三振に切ってとったことが流れを生み出したのは言うまでもない。頼りになるベテランの存在は、チームを前に向けた。先発復帰、決勝戦まで行けば託したい。
甲斐野央(ソフトバンク)6.0[1回]
評 同点に追いついた流れを守るばかりか、相手を黙らせた。岸とMAN OF THE MATCHを訳あってもいいくらいの活躍といっていい。
山崎康晃(DeNA)6.0[1回]
投手陣が繋いだ5回からの無失点リレーを綺麗に締めた。プレッシャーはかかったが、見事に乗り越えたナイスピッチングだった。
<監督>
稲葉篤紀 5.0
相手投手のタイプを見て、1番に丸を起用したにも関わらず、6回の好機では送りバントを命じるなど、一貫性を欠いた。同点のスクイズは選手の判断によるもので、指揮官が何かをしたわけではない。継投策は田口を1イニング挟んだ采配は勇気がいったが、その後は安定したブルペンに助けられた。
【プレミア12 PHOTO】日本3-2オーストラリア|執念の逆転勝利でスーパーラウンド白星発進!
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「5」を基準とし、「0.5」刻みで評価。
※プレー機会がなかった選手は原則採点なし。
取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)
【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。
山口俊(巨人)5.0[4回]
2回までは良かったが、3回以降は細かな制球力を欠いてシーズンの疲れを垣間見せた。次回の登板があるとしたら決勝戦だが、今大会の2試合を見る限り、再考したい。
田口麗斗(巨人)6.0[1回]
今大会初登板は悪い流れの中だったが、無失点で切り抜けた。痛打されたものの、流れを断ち切ったのは見事だと言える。
MAN OF THE MATCH
岸孝之(楽天)6.5[2回]
2イニングを1安打のみ抑える好投。7回の最後の打者を三振に切ってとったことが流れを生み出したのは言うまでもない。頼りになるベテランの存在は、チームを前に向けた。先発復帰、決勝戦まで行けば託したい。
甲斐野央(ソフトバンク)6.0[1回]
評 同点に追いついた流れを守るばかりか、相手を黙らせた。岸とMAN OF THE MATCHを訳あってもいいくらいの活躍といっていい。
山崎康晃(DeNA)6.0[1回]
投手陣が繋いだ5回からの無失点リレーを綺麗に締めた。プレッシャーはかかったが、見事に乗り越えたナイスピッチングだった。
<監督>
稲葉篤紀 5.0
相手投手のタイプを見て、1番に丸を起用したにも関わらず、6回の好機では送りバントを命じるなど、一貫性を欠いた。同点のスクイズは選手の判断によるもので、指揮官が何かをしたわけではない。継投策は田口を1イニング挟んだ采配は勇気がいったが、その後は安定したブルペンに助けられた。
【プレミア12 PHOTO】日本3-2オーストラリア|執念の逆転勝利でスーパーラウンド白星発進!
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「5」を基準とし、「0.5」刻みで評価。
※プレー機会がなかった選手は原則採点なし。
取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)
【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。