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MLB

注目スアレスはマリナーズへ、コレアが古巣へサプライズ復帰…トレード・デッドラインで移籍した15人の大物を一挙紹介!<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2025.08.01

●カルロス・コレア(遊撃手) ツインズ→アストロズ

 ある意味で今夏最大のサプライズだった。22年にFAでツインズに移籍し、翌年に6年2億ドルで契約延長したコレアが、まさか3年半後に戻ってくることになるとは……。両者の“再会”が浮上したのはデッドライン1日前の7月30日。アストロズが遊撃ではなく三塁のレギュラーとして(遊撃には絶好調のジェレミー・ペーニャがいるため)、コレア、もしくはノーラン・アレナード(カーディナルス)を検討していると『USAトゥデイ』紙が報じた。最終的にアスロトズが選んだのは、10年代後半にアストロズ王朝の中心選手だったコレアだった。アストロズはコレアの残り契約1億400万ドルのうち7000万ドルを負担。その代わりツインズへ放出するのは26歳の投手マット・ミクルスキーのみとなる。


●メリル・ケリー(先発投手) ダイヤモンドバックス→レンジャーズ

 マリナーズと並んで地区首位のアストロズを追うレンジャーズは、デッドライン当日に3選手を獲得。中でも最も重要だったのがこのケリーだ。今夏は先発投手市場が手薄で、Dバックスの同僚ザック・ギャレンと並んでケリーは注目されており、タイガースやレッドソックスなども関心を示していたが、トレード期限直前にマイナー3投手との交換でレンジャーズが口説き落とした。結局ギャレンは移籍しなかったため、2ケタ勝利3度、今季も9勝を挙げているケリーは「レンタル移籍した先発投手の中では最高の存在」だ。
 

●ホゼ・カバレロ(ユーティリティ) レイズ→ヤンキース

 まさか盗塁王が試合中に移籍するとは。しかも対戦相手にだ。リーグトップタイの34盗塁を記録しているカバレロのトレードが決定したのは、まさにヤンキー・スタジアムでのゲーム中の7回だった。しかも、移籍するのはヤンキース。チームメイトたちとベンチで別れのハグを交わしたカバレロは、後は向かいのダグアウトに歩いていくだけでいい。捕手・一塁以外のすべてのポジションをこなせるカバレロを獲得することで、ヤンキースの陣容はさらに厚みを増した。レイズには24歳の外野手エバーソン・ペレイラが移籍する。

●カミーロ・ドバル(リリーフ投手) ジャイアンツ→ヤンキース

 ヤンキースはデッドライン当日にベッドナー、さらにロッキーズで好投していたジェイク・バードも加えてブルペンの層を厚くしていたが、期限ギリギリになって100マイル超のカッターを操る23年のセーブ王ドバルまでも補強することに成功した。ジャイアンツもいまだプレーオフを狙える位置に付けているが、ドバルに代わるクローザーとしてライアン・ウォ-カーがいるため、マイナー4選手と引き換えに放出に踏み切った。新天地でドバルはセットアッパーを務めるとみられる。

構成●SLUGGER編集部
 

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