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NBA

リラードがヤニスとの共闘時の“悩み”を告白「『あの時のデイムじゃない』と言うのはアンフェアだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.07.30

リラード(右)がヤニス(左)と共闘時の悩みを明かした。(C)Getty Images

リラード(右)がヤニス(左)と共闘時の悩みを明かした。(C)Getty Images

 2023年オフにミルウォーキー・バックスで結成されたヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラードの超強力デュオは、両者のケガという不運も重なり、プレーオフでは2シーズン連続でファーストラウンド敗退。4月末にアキレス腱を断裂したリラードが今夏にウェイブされたことで、結果を残せないままコンビは解消となった。

 ヤニスは直近3シーズン連続で平均30点超え、リラードもポートランド・トレイルブレイザーズ時代は2度、平均30点オーバーをマークするなど、どちらも超一流のスコアラー。だからこそ、ヤニスに次ぐ2番手としてバックスでプレーしていた期間、リラードは周囲からの評価に頭を悩ませていたという。

「ヤニスと俺は、最も高得点を稼ぎ出すデュオだったと思っている。そして多くの人たちは、個人的に俺へ『もっとこうしろ、ああしろ』と求めていた。けど俺は、平均30点を奪うスコアラーと一緒にプレーしていたんだ。彼は俺がこれまでのキャリアでやってきたように、ボールを支配してプレーする選手。彼はアグレッシブでアタックを続けていた。その彼と一緒にプレーして、俺は2シーズンで平均25点、7アシストを残してきたんだ」
 
 直近2シーズンで、アデトクンボはいずれも平均30点、11リバウンド、6アシスト、フィールドゴール成功率60%以上を記録。リラードもバックス在籍2シーズンで平均24.6点、7.0アシストと、2番手の選手としては申し分ないスタッツを残した。

 ブレイザーズ最終年の2022-23シーズンに平均32.2点を稼いでいただけに、その時のパフォーマンスを期待していたファンからすれば、移籍後のスタッツは物足りなく映ったかもしれない。だが、リラードはこう語る。

「『あの時のデイムじゃない』と言うのはアンフェアだと思う。だってポートランドでは常に俺がボールを保持していたから、(バックスとは)大違いと見えるはずだ。そうしたなかでも、俺は生産的なプレーを見せていたと思う。だってヤニスみたいな選手と一緒にプレーして、ファーストオプションだった男が平均25点、7アシストをどれくらいのヤツが残せると言うんだ?
 
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