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日本代表

日本、強敵イランに敗れグループ首位陥落。富永啓生が3P5本を含む22得点も終盤の拙攻に泣く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.08.08

前半に17得点をあげてチームを牽引した富永。しかし終盤にファウルアウトし、チームも失速した。(C)FIBA

前半に17得点をあげてチームを牽引した富永。しかし終盤にファウルアウトし、チームも失速した。(C)FIBA

 8月8日、「FIBAアジアカップ2025」第2戦が行なわれ、日本代表(FIBAランキング21位)は強敵イラン(同28位)と対戦。70-78で接戦を落とし、1勝1敗でグループ首位の座を明け渡した。

 日本の先発はテーブス海、富永啓生、馬場雄大、吉井裕鷹、ジョシュ・ホーキンソンの5人。初戦と同じラインナップで大一番に臨んだ。

 イランに先制を許した日本だがホーキンソンの3ポイントとテーブス→馬場の速攻で5-2と先行。しかしその後は初戦と同じく攻撃が停滞し、追いかける展開となる。

 それでも日本はディフェンスで高い強度を維持し、攻撃では富永が起爆剤に。初戦で18得点をマークしたシューターは、第1クォーター残り1分47秒に最初の3ポイントを決めると、フリースロー2本を加えて5連続得点をあげる。

 3点ビハインドで迎えた第2クォーターも開始17秒と2分40秒に3ポイントを続けざまに沈め、一度交代して再投入された残り3分半からも連続でヒット。前半12分の出場で3ポイント5/8、チーム総得点の半分(17得点)を稼ぎ出し、34-34の同点で折り返しとなった。
 
 後半も一進一退の攻防に。日本は開始3分で6点差をつけられるが、相手のファウルから得たフリースローで着実に得点を重ね、逆転に成功。チーム最年少21歳ジェイコブス晶の貢献もあり、58-58の同点で第3クォーターを終える。

 勝負の第4クォーター、日本は馬場の3ポイントと3点プレーが決まって残り5分に3点をリードするが、以降はターンオーバーや富永のファウルアウトなどで失速。最後の3分50秒間は無得点、イランの11-0のランの前に沈んだ。

 富永がチーム最多の22得点(フィールドゴール6/13、3ポイント5/9、フリースロー5/6)、ホーキンソンが20得点(フィールドゴール3/9、3ポイント2/2、フリースロー12/12)、17リバウンド、2ブロックとチームを牽引。

 馬場が11得点、ジェイコブスが7得点、4リバウンドと攻守で存在感を見せたが、チーム全体で17ターンオーバー、3ポイント成功率は32.3%(10/31)と拙攻に泣いた。

 次戦は10日、グループステージ最終戦でFIBAランキング88位のグアムと対戦。決勝トーナメント進出に向けて必勝の一戦となる。

構成●ダンクシュート編集部

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