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「あの男が僕に火をつけた」好守のブラウンが“ガードするのがタフだった相手”に意外な選手を挙げる<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.08.10

ブラウンが最も守りづらかった選手は、意外な相手だった。(C)Getty Images

ブラウンが最も守りづらかった選手は、意外な相手だった。(C)Getty Images

 ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンは、昨季までのNBAキャリア9シーズンでレギュラーシーズン通算603試合に出場し、平均19.0点、5.3リバウンド、2.6アシスト、1.0スティールをマークしてきた。

 これまでオールスターに4度選ばれた実績があることに加え、2024年のプレーオフではイースタン・カンファレンス・ファイナルMVP、ファイナルMVPに輝いており、リーグ有数の実力者の1人と言っていい。

 198㎝・101㎏のウイングはこれまでオールディフェンシブチームに選ばれた経験はないものの、屈強な肉体とフットワークを駆使してディフェンス面でも相手を苦しめる、リーグ屈指のツーウェイプレーヤー。ダラス・マーベリックスとのファイナルでMVPに選ばれた要因のひとつは、ルカ・ドンチッチ(現ロサンゼルス・レイカーズ)に対して好守を見せたからにほかならない。
 
 キャリアの中で相手チームの得点源を大いに苦しめてきたブラウン。だが現地時間8月8日(日本時間9日)に公開された『PlaqueBoyMax』の“Twitch stream”へ出演した際に、ガードするのが最もタフだった選手に意外な対戦相手を挙げていた。

「マルコ・ベリネリだ。あの男が僕によく火をつけてくれた。彼はとにかく動き続けて、止まることがなかった。で、僕は彼を追いかけなきゃいけなかった。僕らのシステムでは、どんなスクリーンであろうとかいくぐって、マルコ・ベリネリを追い回すことだった。

 彼はボールをもらえなくても、関係なくずっと動き回る。だから、彼がいつフルスピードになるのか、どこでボールを手にしてショットまで持ち込むのか全然わからなかったんだ」

 2016-17シーズンにNBAデビューしたブラウンに対し、ベリネリは2007-08シーズンからリーグで経験を積んでいたベテラン。当時30代を迎え、円熟味を増した男は、シャーロット・ホーネッツ、アトランタ・ホークス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、サンアントニオ・スパーズでローテーションの一角に入ってNBAキャリアを過ごした。
 
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