愛知県名古屋市のIGアリーナにて開催された八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)主催のキャンプ「BLACK SAMURAI 2025」。8月18日、19日と2日間のキャンププログラムで、日本の中高生たちに世界基準の技とマインドを伝授した。
本キャンプはレイカーズの元アシスタントコーチで、これまでレブロン・ジェームズやカイリー・アービングら数々の名選手のスキルコーチを務めてきたフィル・ハンディ氏がメインで指導にあたり、八村や上記の選手たちが実際に行なっているドリルを披露した。
初日はドリブルのメニューが主に行なわれ、ハンディ氏が力強く、華麗なハンドリングを実演。NBAでも屈指のドリブルの名手として知られるアービングさながらのボール捌きに、参加者たちの目は釘付けになった。
八村も同氏がレイカーズにいた2024年まではマンツーマンで指導を受け、このキャンプ中も自ら手本を見せ、ワークアウトを披露するなど“師弟関係”が復活。途中、興味深いこんなやり取りもあった。
「ルイ、レイカーズでは試合で何回のドリブルが許されている?」(ハンディ)、「ボールを持ったら、マックスでも2~3回ですかね」(八村)
レブロンという絶対的な司令塔がチームに君臨し、昨季からは一流PGのルカ・ドンチッチも加わったレイカーズにおいて、八村は不動のスタメンとはいえ彼らの補佐的な立場。キャッチ&シュートでの3ポイントや合わせのカッティングが主な攻めのパターンで、試合ではドリブルの機会が限られる。
それでも、夏のオフ期間やシーズン中も基本的なドリルを怠ることはない。「試合で2~3回のドリブル」のために、徹底的に身体に沁み込ませるのだ。
また、2日目の2on2や3on3の実戦的な練習でも、ハンディ氏は短時間で集中して行なう重要性を説いた。過密スケジュールで練習の時間が短いNBAでは同じメニューは一度しか行なわないと言い、「レイカーズで同じミスを続けたらレブロンが激昂するぞ」と、実例を出して参加者たちを叱咤した。
日本の子どもたちに、世界を身近に感じてほしいという想いから発足された今回のプロジェクト。“NBA選手八村塁”の指導は、実感をもって若者たちへ届いたに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
NBAの技を目の前で!八村塁が自身のワークアウトをフル公開、参加者たちの目を釘付けに<DUNKSHOOT>
本キャンプはレイカーズの元アシスタントコーチで、これまでレブロン・ジェームズやカイリー・アービングら数々の名選手のスキルコーチを務めてきたフィル・ハンディ氏がメインで指導にあたり、八村や上記の選手たちが実際に行なっているドリルを披露した。
初日はドリブルのメニューが主に行なわれ、ハンディ氏が力強く、華麗なハンドリングを実演。NBAでも屈指のドリブルの名手として知られるアービングさながらのボール捌きに、参加者たちの目は釘付けになった。
八村も同氏がレイカーズにいた2024年まではマンツーマンで指導を受け、このキャンプ中も自ら手本を見せ、ワークアウトを披露するなど“師弟関係”が復活。途中、興味深いこんなやり取りもあった。
「ルイ、レイカーズでは試合で何回のドリブルが許されている?」(ハンディ)、「ボールを持ったら、マックスでも2~3回ですかね」(八村)
レブロンという絶対的な司令塔がチームに君臨し、昨季からは一流PGのルカ・ドンチッチも加わったレイカーズにおいて、八村は不動のスタメンとはいえ彼らの補佐的な立場。キャッチ&シュートでの3ポイントや合わせのカッティングが主な攻めのパターンで、試合ではドリブルの機会が限られる。
それでも、夏のオフ期間やシーズン中も基本的なドリルを怠ることはない。「試合で2~3回のドリブル」のために、徹底的に身体に沁み込ませるのだ。
また、2日目の2on2や3on3の実戦的な練習でも、ハンディ氏は短時間で集中して行なう重要性を説いた。過密スケジュールで練習の時間が短いNBAでは同じメニューは一度しか行なわないと言い、「レイカーズで同じミスを続けたらレブロンが激昂するぞ」と、実例を出して参加者たちを叱咤した。
日本の子どもたちに、世界を身近に感じてほしいという想いから発足された今回のプロジェクト。“NBA選手八村塁”の指導は、実感をもって若者たちへ届いたに違いない。
構成●ダンクシュート編集部
NBAの技を目の前で!八村塁が自身のワークアウトをフル公開、参加者たちの目を釘付けに<DUNKSHOOT>