現地8月27日に開幕した欧州最強国決定戦「ユーロバスケット2025」。現在は24か国が4都市(ラトビア、フィンランド、キプロス、ポーランド)に分かれてグループリーグを戦っている。
ユーロバスケットは今月上旬に行なわれたアジアカップや現在開催中のアメリカップとは違い、NBAのトップスターが伝統的に出場してきた、大陸別の選手権では最も権威ある大会だ。
今大会も多くのスター選手が各国の代表としてロスターに名を連ねているが、その中でも“欧州バスケ界のビッグ3”と言えるのが、セルビアのニコラ・ヨキッチ、ギリシャのヤニス・アデトクンボ、スロベニアのルカ・ドンチッチだろう。
セルビアはグループA、ギリシャはグループC、スロベニアはグループDと別の組に割り振られ、それぞれが28日までに大会初戦を迎えた。
まず登場したのは、優勝候補の最右翼にも挙げられるセルビアのヨキッチ。格下のエストニア相手に23分間の出場で11得点(フィールドゴール3/4、3ポイント0/1、フリースロー5/6)と控えめなスタートとなったが、チーム最多の10リバウンド、7アシストとさすがの万能性を発揮した。
なかでも試合開始直後に披露した、相手守備陣の隙間を縫う弾丸ノールックパスは、アシストこそつかなかったものの、これぞヨキッチというプレーでSNS上を賑わせた。ヨキッチの+39を筆頭に、主力の時間帯に大差をつけたセルビアは98-64で快勝を飾っている。
ギリシャもイタリアに75-66で白星発進。アデトクンボは29分間のプレータイムで31得点(フィールドゴール14/20、フリースロー3/4)、7リバウンドと暴れ回り、初戦から怪物ぶりを見せつけた。
計6本のダンクを含め、成功させたフィールドゴール14本のうち13本はペイント内での得点。圧倒的なアタック力でイタリア守備を粉砕した。
スロベニアのドンチッチも36分19秒間の出場で34得点(フィールドゴール7/14、3ポイント3/9、フリースロー17/18)、9アシスト、5スティール、2ブロックと開幕からエンジン全開。「30得点・5アシスト・5スティール以上」は大会史上初と、いきなり歴史に名を刻んでみせた。
ただし、チームは前回大会4位で今大会地元のポーランドに95-105で敗れるなど、まさかの黒星発進。“欧州ビッグ3”にとって明暗分かれる初戦となった。
構成●ダンクシュート編集部
ユーロバスケットは今月上旬に行なわれたアジアカップや現在開催中のアメリカップとは違い、NBAのトップスターが伝統的に出場してきた、大陸別の選手権では最も権威ある大会だ。
今大会も多くのスター選手が各国の代表としてロスターに名を連ねているが、その中でも“欧州バスケ界のビッグ3”と言えるのが、セルビアのニコラ・ヨキッチ、ギリシャのヤニス・アデトクンボ、スロベニアのルカ・ドンチッチだろう。
セルビアはグループA、ギリシャはグループC、スロベニアはグループDと別の組に割り振られ、それぞれが28日までに大会初戦を迎えた。
まず登場したのは、優勝候補の最右翼にも挙げられるセルビアのヨキッチ。格下のエストニア相手に23分間の出場で11得点(フィールドゴール3/4、3ポイント0/1、フリースロー5/6)と控えめなスタートとなったが、チーム最多の10リバウンド、7アシストとさすがの万能性を発揮した。
なかでも試合開始直後に披露した、相手守備陣の隙間を縫う弾丸ノールックパスは、アシストこそつかなかったものの、これぞヨキッチというプレーでSNS上を賑わせた。ヨキッチの+39を筆頭に、主力の時間帯に大差をつけたセルビアは98-64で快勝を飾っている。
ギリシャもイタリアに75-66で白星発進。アデトクンボは29分間のプレータイムで31得点(フィールドゴール14/20、フリースロー3/4)、7リバウンドと暴れ回り、初戦から怪物ぶりを見せつけた。
計6本のダンクを含め、成功させたフィールドゴール14本のうち13本はペイント内での得点。圧倒的なアタック力でイタリア守備を粉砕した。
スロベニアのドンチッチも36分19秒間の出場で34得点(フィールドゴール7/14、3ポイント3/9、フリースロー17/18)、9アシスト、5スティール、2ブロックと開幕からエンジン全開。「30得点・5アシスト・5スティール以上」は大会史上初と、いきなり歴史に名を刻んでみせた。
ただし、チームは前回大会4位で今大会地元のポーランドに95-105で敗れるなど、まさかの黒星発進。“欧州ビッグ3”にとって明暗分かれる初戦となった。
構成●ダンクシュート編集部
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