8月12日、「FIBAアジアカップ2025」の決勝トーナメントが幕を開け、B組2位通過の日本代表(FIBAランキング21位)はA組3位のレバノン(同29位)と対戦。73-97で敗れ、準々決勝進出を逃した。
負けたら終わりの大一番。日本の先発はテーブス海、富永啓生、馬場雄大、吉井裕鷹、ジョシュ・ホーキンソンと、今大会不動の5人が並んだ。
序盤は両チーム主導権の奪い合い。日本はテーブス、吉井の3ポイントで12-9と先行するが、ここからレバノンに10連続得点を許し、19-23の4点ビハインドで第1クォーターを終える。
第2クォーターもレバノン優勢の展開。日本はテンポ良く得点を重ねるも、それ以上に相手のオフェンスを止められず、差が縮まらない。前半残り4分半からは富樫勇樹、吉井、西田優大が3連続で3ポイントを沈めて一時3点差に詰め寄るが、ミスから9連続失点を喫し、41-53の12点差をつけられて折り返しとなった。
後半、なんとか反撃のきっかけを掴みたい日本だが、逆に相手の波状攻撃に遭い、第3クォーター残り5分で点差は26点に拡大。ジャン・ローレンス・ハーパージュニア、ジェイコブス晶といった若手の奮闘で64-81と差を詰めて最後の10分を迎えるが、17点を追いかける第4クォーターも追い上げは叶わず前回準優勝国相手に完敗を喫した。
個人では吉井が前半にあげた16得点がチーム最多。ホーキンソンが15得点、9リバウンド、ジェイコブスが10得点、富樫が9得点と続いた。過去2戦連続でチーム最多得点をあげていた富永は、相手の徹底マークの前にフィールドゴール1/9の7得点に終わった。
3ポイントはチーム全体で27本中7本成功の25.9%。15本ものターンオーバーに加え、相手のフィールドゴール成功率は56.2%と、最後はチームが抱える問題点が一気に顕在化し、優勝はおろか8強入りも逃して大会を後にすることとなった。
構成●ダンクシュート編集部
負けたら終わりの大一番。日本の先発はテーブス海、富永啓生、馬場雄大、吉井裕鷹、ジョシュ・ホーキンソンと、今大会不動の5人が並んだ。
序盤は両チーム主導権の奪い合い。日本はテーブス、吉井の3ポイントで12-9と先行するが、ここからレバノンに10連続得点を許し、19-23の4点ビハインドで第1クォーターを終える。
第2クォーターもレバノン優勢の展開。日本はテンポ良く得点を重ねるも、それ以上に相手のオフェンスを止められず、差が縮まらない。前半残り4分半からは富樫勇樹、吉井、西田優大が3連続で3ポイントを沈めて一時3点差に詰め寄るが、ミスから9連続失点を喫し、41-53の12点差をつけられて折り返しとなった。
後半、なんとか反撃のきっかけを掴みたい日本だが、逆に相手の波状攻撃に遭い、第3クォーター残り5分で点差は26点に拡大。ジャン・ローレンス・ハーパージュニア、ジェイコブス晶といった若手の奮闘で64-81と差を詰めて最後の10分を迎えるが、17点を追いかける第4クォーターも追い上げは叶わず前回準優勝国相手に完敗を喫した。
個人では吉井が前半にあげた16得点がチーム最多。ホーキンソンが15得点、9リバウンド、ジェイコブスが10得点、富樫が9得点と続いた。過去2戦連続でチーム最多得点をあげていた富永は、相手の徹底マークの前にフィールドゴール1/9の7得点に終わった。
3ポイントはチーム全体で27本中7本成功の25.9%。15本ものターンオーバーに加え、相手のフィールドゴール成功率は56.2%と、最後はチームが抱える問題点が一気に顕在化し、優勝はおろか8強入りも逃して大会を後にすることとなった。
構成●ダンクシュート編集部