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「レブロンは各チームのクソみたいな選手をマークしているだけ」40歳“キング”の守備を元選手たちが酷評<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.08.30

近年のレブロンは体力温存のため、守備で力を抑えるシーンが散見される。40歳という年齢を考えれば仕方ないか…。(C)Getty Images

近年のレブロンは体力温存のため、守備で力を抑えるシーンが散見される。40歳という年齢を考えれば仕方ないか…。(C)Getty Images

 来たる2025-26シーズンにNBA歴代最長となる23年目を迎えるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、今年12月に41歳を迎える。全盛期に比べて衰えが指摘される機会が増えているなかで、元選手のニック・ヤング(元レイカーズほか)は“キング”の守備を酷評している。

 2003年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたレブロンは、これまでクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、レイカーズの3チームでプレー。22シーズンで通算出場試合数は歴代2位の1562試合、歴代トップの通算4万2184得点をはじめ、同4位の1万1584アシスト、同25位の1万1731リバウンド、リーグ優勝とシーズンMVP各4回、五輪金メダル3回など、輝かしい実績を誇る。

 圧巻のオフェンス力に目が行きがちだが、全盛期にはオールディフェンシブチーム選出6回(1stチーム5回、2ndチーム1回)と守備でも高い評価を得た。2016年のNBAファイナル第7戦で優勝に導いた“チェイスダウンブロック”は、伝説として刻まれている。

 しかし、そんなレブロンも昨季中に40歳となり、平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストの成績を残した一方で、守備での緩さや衰えを指摘されることが増えた。
 
 ギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』では、「レブロンのディフェンスがひどい」とのテーマで議論が交わされ、ケニョン・マーティン(元デンバー・ナゲッツほか)は「(NFL界のレジェンドである)トム・ブレイディがディフェンスなしでボールを投げるようなものだ」とコメントした。

 これを受け、共闘こそしていないがレイカーズに4年間在籍していたヤングも「レブロンはただ、各チームのクソみたいな選手をマークしているだけだ。申し訳ないけど、それぞれのチームでクソみたいな4番(パワーフォワード)の選手をね」と厳しく斬り捨てた。

 レブロンのディフェンシブ・レーディングはレイカーズ移籍以降、107.6→103.6→103.2→113.5→111.0→113.6→114.0と推移している。マークマンにあっさりと突破を許すシーンの切り抜き動画がSNS上で拡散されるなど注目を集めるなかで、 今季の“キング”は守備でもチームに貢献できるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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