現地時間8月19日、NBAのワシントン・ウィザーズなどで活躍したジョン・ウォールが、現役引退を発表した。これにより、2010年以前のドラフト1位指名選手で現役なのは、レブロン・ジェームズただ1人となった。
2010年のドラフトでウィザーズから全体1位指名を受けたウォールは、切れ味鋭いドライブと非凡なオフェンス力を武器に1年目から存在感を発揮。4年目に初めてオールスターに選ばれると、以降5シーズン連続で球宴の舞台を踏んだ。
しかし、2019年以降はケガに悩まされ、その後の4シーズン中2シーズンを全休。ロサンゼルス・クリッパーズでプレーした2022-23シーズンを最後に、NBA復帰は叶わなかった。
通算647試合の出場で1万2088得点(平均18.7点)、5735アシストを記録。キャリア平均8.9アシストは、歴代8位のハイアベレージだった。
現在34歳のウォールの同世代では、08年ドラ1位のデリック・ローズと09年ドラ1のブレイク・グリフィンも昨年に引退を発表。彼らだけでなく、身体能力に衰えが見え始める30代中盤に入ると、一線級の力を保つのは途端に難しくなる。
そのなかで、2003年のドラフト1位、現在40歳のレブロンがいまだに君臨しているのは驚異的と言うほかない。
異次元のスピードやバネを誇ったピーク時からはさすがに衰退が見られるものの、それでもフル出力時の力は健在で、豊富な経験とIQの高さも含めた総合力はリーグトップクラスだ。
2023年1位指名のヴィクター・ウェンバンヤマ(2004年1月生まれ)や今年のドラ1クーパー・フラッグ(2006年12月生まれ)が生まれる前から第一線を走り続けており、21年連続のオールスター&オールNBAチーム選出は不滅の記録と言っていいだろう。
2000~10年のドラフト1位指名選手のキャリアは以下の通り。世界最高峰の舞台を生き抜く難しさと、“キング”レブロンの異才ぶりがわかる結果となっている。
■2000~10年のドラフト1位指名選手
※選手名右の○年はNBAプレー年数
2000年:ケニョン・マーティン/15年 ※2015年引退
2001年:クワミ・ブラウン/12年 ※2013年引退
2002年:ヤオ・ミン/8年 ※2011年引退
2003年:レブロン・ジェームズ/22年
昨季成績:平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシスト
2004年:ドワイト・ハワード/18年 ※公式に引退明言せず。今年殿堂入り
2005年:アンドリュー・ボーガット/14年 ※2020年引退
2006年:アンドレア・バルニャーニ/10年 ※2017年引退
2007年:グレッグ・オーデン/3年 ※2016年引退
2008年:デリック・ローズ/15年 ※2024年引退
2009年:ブレイク・グリフィン/13年 ※2024年引退
2010年:ジョン・ウォ―ル/11年 ※2025年引退
なお、2011年以降はカイリー・アービング(11年1位)にアンソニー・デイビス(12年1位)と、レブロンの相棒として優勝を達成した現ダラス・マーベリックスのチームメイトが続くが、13年1位のアンソニー・ベネットはわずか4年でリーグを去っている(現在はバーレーンのチームと契約)。
16年1位のベン・シモンズや17年1位のマーケル・フルツら20代後半の中堅組もすでにキャリアの岐路を迎えており、着々と世代交代が進んでいる。
構成●ダンクシュート編集部
2010年のドラフトでウィザーズから全体1位指名を受けたウォールは、切れ味鋭いドライブと非凡なオフェンス力を武器に1年目から存在感を発揮。4年目に初めてオールスターに選ばれると、以降5シーズン連続で球宴の舞台を踏んだ。
しかし、2019年以降はケガに悩まされ、その後の4シーズン中2シーズンを全休。ロサンゼルス・クリッパーズでプレーした2022-23シーズンを最後に、NBA復帰は叶わなかった。
通算647試合の出場で1万2088得点(平均18.7点)、5735アシストを記録。キャリア平均8.9アシストは、歴代8位のハイアベレージだった。
現在34歳のウォールの同世代では、08年ドラ1位のデリック・ローズと09年ドラ1のブレイク・グリフィンも昨年に引退を発表。彼らだけでなく、身体能力に衰えが見え始める30代中盤に入ると、一線級の力を保つのは途端に難しくなる。
そのなかで、2003年のドラフト1位、現在40歳のレブロンがいまだに君臨しているのは驚異的と言うほかない。
異次元のスピードやバネを誇ったピーク時からはさすがに衰退が見られるものの、それでもフル出力時の力は健在で、豊富な経験とIQの高さも含めた総合力はリーグトップクラスだ。
2023年1位指名のヴィクター・ウェンバンヤマ(2004年1月生まれ)や今年のドラ1クーパー・フラッグ(2006年12月生まれ)が生まれる前から第一線を走り続けており、21年連続のオールスター&オールNBAチーム選出は不滅の記録と言っていいだろう。
2000~10年のドラフト1位指名選手のキャリアは以下の通り。世界最高峰の舞台を生き抜く難しさと、“キング”レブロンの異才ぶりがわかる結果となっている。
■2000~10年のドラフト1位指名選手
※選手名右の○年はNBAプレー年数
2000年:ケニョン・マーティン/15年 ※2015年引退
2001年:クワミ・ブラウン/12年 ※2013年引退
2002年:ヤオ・ミン/8年 ※2011年引退
2003年:レブロン・ジェームズ/22年
昨季成績:平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシスト
2004年:ドワイト・ハワード/18年 ※公式に引退明言せず。今年殿堂入り
2005年:アンドリュー・ボーガット/14年 ※2020年引退
2006年:アンドレア・バルニャーニ/10年 ※2017年引退
2007年:グレッグ・オーデン/3年 ※2016年引退
2008年:デリック・ローズ/15年 ※2024年引退
2009年:ブレイク・グリフィン/13年 ※2024年引退
2010年:ジョン・ウォ―ル/11年 ※2025年引退
なお、2011年以降はカイリー・アービング(11年1位)にアンソニー・デイビス(12年1位)と、レブロンの相棒として優勝を達成した現ダラス・マーベリックスのチームメイトが続くが、13年1位のアンソニー・ベネットはわずか4年でリーグを去っている(現在はバーレーンのチームと契約)。
16年1位のベン・シモンズや17年1位のマーケル・フルツら20代後半の中堅組もすでにキャリアの岐路を迎えており、着々と世代交代が進んでいる。
構成●ダンクシュート編集部