ラトビア、フィンランド、キプロス、ポーランドで開催されているユーロバスケット2025 。ポーランド会場のグループDでは8月30日、グループ首位を狙う両雄、フランスとスロベニアが激突した。
両者は2022年の前回大会でも同グループで戦い、この時はルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)が大会最多記録の47得点をマークして、スロベニアが勝利している。
今回もポーランドとの初戦と同様、ドンチッチは試合開始直後から大奮闘。ゲームの流れを自軍に引き入れるべく、第1クォーター はフル出場すると、この10分間だけで15得点を荒稼ぎ。その後ガーション・ヤブセレ(ニューヨーク・ニックス)のダンクなどで一時フランスに同点に並ばれたが、ドンチッチの怒涛の8得点ですぐさまひっくり返し、スロベニアの7点リードで前半戦を終えた。
しかし後半に入って、フランスはガードのシルヴァン・フランシスコが大爆発。抜群のスピードでゴール下に切り込んではファウルを誘い、セカンドハーフだけで21得点を荒稼ぎ。スロベニアもドンチッチが必死に取り返すも及ばず、フランスが逆転勝利を手に入れた。
32得点、7リバウンド、5アシスト、2スティールで勝利を導き出したフランシスコはこの試合のMVP に選出。試合後、スロベニアのアレクサンデル・セクレッチHC(ヘッドコーチ) も「フランシスコを止められなかった」と彼のブレイクを敗因に挙げた。
一方のドンチッチは、39得点、8リバウンド、9アシストとトリプルダブルに迫る奮戦だったが、またしても敗者側で試合を終えた。
加えて試合終了間際には、珍事が発生した。
101-92で残り時間が5秒を切った場面でフランスのポゼッションとなると、両軍は“勝負が決した”ことでプレーをストップ。両軍を牽引したドンチッチとフランシスコは互いの奮闘を讃える抱擁を交わした。
試合を制した側は最後のポゼッションをプレーしないのはバスケ界の“暗黙のルール”だ。ところが、その時ボールを手にしていたフランシスコは、何を思ったか、ガラ空きのバスケットを目指してドライブ。誰にもブロックされない状態で、易々とレイアップを決めた。
お互いが挨拶を交わしはしたが、時計が“0”になったわけではないため、このプレーでフランス側に2点が追加された。しかし、コート上の“紳士協定”を乱す行為にスロベニア側は激怒。フランシスコの近くにいたグレゴール・フロヴァットは思わず彼をど突き、小競り合いになった2人にはテクニカルファウルがコールされた。
両者は2022年の前回大会でも同グループで戦い、この時はルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)が大会最多記録の47得点をマークして、スロベニアが勝利している。
今回もポーランドとの初戦と同様、ドンチッチは試合開始直後から大奮闘。ゲームの流れを自軍に引き入れるべく、第1クォーター はフル出場すると、この10分間だけで15得点を荒稼ぎ。その後ガーション・ヤブセレ(ニューヨーク・ニックス)のダンクなどで一時フランスに同点に並ばれたが、ドンチッチの怒涛の8得点ですぐさまひっくり返し、スロベニアの7点リードで前半戦を終えた。
しかし後半に入って、フランスはガードのシルヴァン・フランシスコが大爆発。抜群のスピードでゴール下に切り込んではファウルを誘い、セカンドハーフだけで21得点を荒稼ぎ。スロベニアもドンチッチが必死に取り返すも及ばず、フランスが逆転勝利を手に入れた。
32得点、7リバウンド、5アシスト、2スティールで勝利を導き出したフランシスコはこの試合のMVP に選出。試合後、スロベニアのアレクサンデル・セクレッチHC(ヘッドコーチ) も「フランシスコを止められなかった」と彼のブレイクを敗因に挙げた。
一方のドンチッチは、39得点、8リバウンド、9アシストとトリプルダブルに迫る奮戦だったが、またしても敗者側で試合を終えた。
加えて試合終了間際には、珍事が発生した。
101-92で残り時間が5秒を切った場面でフランスのポゼッションとなると、両軍は“勝負が決した”ことでプレーをストップ。両軍を牽引したドンチッチとフランシスコは互いの奮闘を讃える抱擁を交わした。
試合を制した側は最後のポゼッションをプレーしないのはバスケ界の“暗黙のルール”だ。ところが、その時ボールを手にしていたフランシスコは、何を思ったか、ガラ空きのバスケットを目指してドライブ。誰にもブロックされない状態で、易々とレイアップを決めた。
お互いが挨拶を交わしはしたが、時計が“0”になったわけではないため、このプレーでフランス側に2点が追加された。しかし、コート上の“紳士協定”を乱す行為にスロベニア側は激怒。フランシスコの近くにいたグレゴール・フロヴァットは思わず彼をど突き、小競り合いになった2人にはテクニカルファウルがコールされた。
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