専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「彼がどこか他の地に行くとは思えない」レイカーズOBがレブロンの“キャリア終着点”を予想<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.10.03

NBA史上最長の23年目に臨むレブロン。今季以降の去就も注目されている。(C)Getty Images

NBA史上最長の23年目に臨むレブロン。今季以降の去就も注目されている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは、現地時間9月29日にメディアデーへ臨み、翌30日からトレーニングキャンプをスタートさせた。

 もっとも、今季でNBA歴代最長の23年目を迎えたレブロン・ジェームズは練習に参加せず。臀部の神経に少し問題を抱えているとのことで、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は10月21日に控えるゴールデンステイト・ウォリアーズとのシーズン開幕戦に照準を合わせると語った。

 なお、チームは年末に41歳を迎える大ベテランに関して、3日から計6試合が組まれているプレシーズンゲームに最低でも1試合は出場させたい意向のようだ。

 レイカーズは今年のトレーニングキャンプで、執念を意味する“Obsession”と目標に掲げるフランチャイズ史上18度目のリーグ制覇をかけた“OBSESS18N”とプリントされたシャツを着用し、チャンピオンシップ獲得に向けて始動している。

 レブロンにとって今季は契約最終年。現役ラストシーズンになる可能性もある一方、来季以降もレイカーズで現役続行するのか、あるいは故郷オハイオ州アクロンにほど近い古巣クリーブランド・キャバリアーズに復帰して有終の美を飾るのか、その動向も注目されている。

 そうしたなか、レイカーズOBのロバート・オリーがポッドキャスト番組『Big Shot Bob Podcast』を更新。地元メディア『Spectrum Sports』で古巣のコメンテーターを務める男は、レブロンの去就をこう予想していた。
 
「彼がどこかへ行くとは思えないね。だって彼の娘はここにいるし、彼の妻だってそう。それにアリゾナ大へ進学した息子にも近いし、ブロニー(長男)とも一緒にプレーできている。

 だから家族思いの彼にとっては(レイカーズに残りたいと思える)要素が多すぎるのさ。そんな男が『よし、じゃあ俺はニューヨーク(ニックス)へ行こう。イーストで勝ち上がるチャンスがあるからな』って言うかい?彼がどこか他の地に行くとは思えない。ここでキャリアを終えることになっても驚かないよ」

 レブロンは昨季、長男のブロニー・ジェームズとレイカーズでチームメイトになったことで、NBA史上初の“親子共演”が実現。次男のブライス・ジェームズはアリゾナ大1年生のため、最短で2026年のNBAドラフトにアーリーエントリーできる。

 もっとも、レブロンは先日のメディアデーで「ブライスのことは待っていない。彼には彼のタイムラインがあって、自分にもタイムラインがある。双方が完全に一致しているかどうかはわからない」と語っていたことから、ブライスの状況がレブロンの去就を左右することはなさそうだ。

 レブロンはこのままレイカーズでNBAキャリアを全うするのか。まずは試合に出場できるコンディションを整え、無事に23年目を迎えてほしい限りだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

名物識者がレブロンに古巣キャブズ復帰を提言「LAに残るよりも優勝の可能性が高い」<DUNKSHOOT>

「レブロンには自分の物語を選ぶ権利がある」。レイカーズGMが“キング”の去就に言及「彼はその権利を獲得した」<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月2日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月20日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    9月25日(木)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)