ロサンゼルス・レイカーズは、現地時間9月29日にメディアデーへ臨み、翌30日からトレーニングキャンプをスタートさせた。
もっとも、今季でNBA歴代最長の23年目を迎えたレブロン・ジェームズは練習に参加せず。臀部の神経に少し問題を抱えているとのことで、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は10月21日に控えるゴールデンステイト・ウォリアーズとのシーズン開幕戦に照準を合わせると語った。
なお、チームは年末に41歳を迎える大ベテランに関して、3日から計6試合が組まれているプレシーズンゲームに最低でも1試合は出場させたい意向のようだ。
レイカーズは今年のトレーニングキャンプで、執念を意味する“Obsession”と目標に掲げるフランチャイズ史上18度目のリーグ制覇をかけた“OBSESS18N”とプリントされたシャツを着用し、チャンピオンシップ獲得に向けて始動している。
レブロンにとって今季は契約最終年。現役ラストシーズンになる可能性もある一方、来季以降もレイカーズで現役続行するのか、あるいは故郷オハイオ州アクロンにほど近い古巣クリーブランド・キャバリアーズに復帰して有終の美を飾るのか、その動向も注目されている。
そうしたなか、レイカーズOBのロバート・オリーがポッドキャスト番組『Big Shot Bob Podcast』を更新。地元メディア『Spectrum Sports』で古巣のコメンテーターを務める男は、レブロンの去就をこう予想していた。
「彼がどこかへ行くとは思えないね。だって彼の娘はここにいるし、彼の妻だってそう。それにアリゾナ大へ進学した息子にも近いし、ブロニー(長男)とも一緒にプレーできている。
だから家族思いの彼にとっては(レイカーズに残りたいと思える)要素が多すぎるのさ。そんな男が『よし、じゃあ俺はニューヨーク(ニックス)へ行こう。イーストで勝ち上がるチャンスがあるからな』って言うかい?彼がどこか他の地に行くとは思えない。ここでキャリアを終えることになっても驚かないよ」
レブロンは昨季、長男のブロニー・ジェームズとレイカーズでチームメイトになったことで、NBA史上初の“親子共演”が実現。次男のブライス・ジェームズはアリゾナ大1年生のため、最短で2026年のNBAドラフトにアーリーエントリーできる。
もっとも、レブロンは先日のメディアデーで「ブライスのことは待っていない。彼には彼のタイムラインがあって、自分にもタイムラインがある。双方が完全に一致しているかどうかはわからない」と語っていたことから、ブライスの状況がレブロンの去就を左右することはなさそうだ。
レブロンはこのままレイカーズでNBAキャリアを全うするのか。まずは試合に出場できるコンディションを整え、無事に23年目を迎えてほしい限りだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
名物識者がレブロンに古巣キャブズ復帰を提言「LAに残るよりも優勝の可能性が高い」<DUNKSHOOT>
「レブロンには自分の物語を選ぶ権利がある」。レイカーズGMが“キング”の去就に言及「彼はその権利を獲得した」<DUNKSHOOT>
もっとも、今季でNBA歴代最長の23年目を迎えたレブロン・ジェームズは練習に参加せず。臀部の神経に少し問題を抱えているとのことで、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は10月21日に控えるゴールデンステイト・ウォリアーズとのシーズン開幕戦に照準を合わせると語った。
なお、チームは年末に41歳を迎える大ベテランに関して、3日から計6試合が組まれているプレシーズンゲームに最低でも1試合は出場させたい意向のようだ。
レイカーズは今年のトレーニングキャンプで、執念を意味する“Obsession”と目標に掲げるフランチャイズ史上18度目のリーグ制覇をかけた“OBSESS18N”とプリントされたシャツを着用し、チャンピオンシップ獲得に向けて始動している。
レブロンにとって今季は契約最終年。現役ラストシーズンになる可能性もある一方、来季以降もレイカーズで現役続行するのか、あるいは故郷オハイオ州アクロンにほど近い古巣クリーブランド・キャバリアーズに復帰して有終の美を飾るのか、その動向も注目されている。
そうしたなか、レイカーズOBのロバート・オリーがポッドキャスト番組『Big Shot Bob Podcast』を更新。地元メディア『Spectrum Sports』で古巣のコメンテーターを務める男は、レブロンの去就をこう予想していた。
「彼がどこかへ行くとは思えないね。だって彼の娘はここにいるし、彼の妻だってそう。それにアリゾナ大へ進学した息子にも近いし、ブロニー(長男)とも一緒にプレーできている。
だから家族思いの彼にとっては(レイカーズに残りたいと思える)要素が多すぎるのさ。そんな男が『よし、じゃあ俺はニューヨーク(ニックス)へ行こう。イーストで勝ち上がるチャンスがあるからな』って言うかい?彼がどこか他の地に行くとは思えない。ここでキャリアを終えることになっても驚かないよ」
レブロンは昨季、長男のブロニー・ジェームズとレイカーズでチームメイトになったことで、NBA史上初の“親子共演”が実現。次男のブライス・ジェームズはアリゾナ大1年生のため、最短で2026年のNBAドラフトにアーリーエントリーできる。
もっとも、レブロンは先日のメディアデーで「ブライスのことは待っていない。彼には彼のタイムラインがあって、自分にもタイムラインがある。双方が完全に一致しているかどうかはわからない」と語っていたことから、ブライスの状況がレブロンの去就を左右することはなさそうだ。
レブロンはこのままレイカーズでNBAキャリアを全うするのか。まずは試合に出場できるコンディションを整え、無事に23年目を迎えてほしい限りだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
名物識者がレブロンに古巣キャブズ復帰を提言「LAに残るよりも優勝の可能性が高い」<DUNKSHOOT>
「レブロンには自分の物語を選ぶ権利がある」。レイカーズGMが“キング”の去就に言及「彼はその権利を獲得した」<DUNKSHOOT>
関連記事
- 「毎晩ドンチッチと一緒にプレーできる」23年目を迎えるレブロンがモチベーションと“自身の現在地”を語る<DUNKSHOOT>
- 名物識者がレブロンに古巣キャブズ復帰を提言「LAに残るよりも優勝の可能性が高い」<DUNKSHOOT>
- 「レブロンには自分の物語を選ぶ権利がある」。レイカーズGMが“キング”の去就に言及「彼はその権利を獲得した」<DUNKSHOOT>
- レブロンはレイカーズで引退するのか?リーグ関係者が言及「コビーのように“フェアウェルツアー”をやりたいのなら…」<DUNKSHOOT>
- レブロンの記録はバードのキャリア2周分!?現役2大巨頭が他を圧倒【ポジション別得点ランキング | SF編】<DUNKSHOOT>