今夏に5200万ドルのプレーヤーオプションを行使し、2025-26シーズンもロサンゼルス・レイカーズでプレーすることが決まったレブロン・ジェームズ。12月に41歳を迎える大ベテランながら、昨季は70試合で平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストをマーク。依然として高いレベルを維持しており、今季もオールラウンドな活躍が期待されている。
一方で、シーズン終了後に完全FA(フリーエージェント)となることや、チームがルカ・ドンチッチを次のフランチャイズの顔として推している点から、レブロンの“ハリウッド最終章”が近いのではないかとの憶測も出ている。
しかし、元NBA選手で7回の優勝を誇るロバート・オリー(元レイカーズほか)は、「レブロンの移籍話は馬鹿げている」とこの噂を一蹴。自身のポッドキャスト『Big Shot Bob』で、ファンが注目すべきは移籍ではなく、それが彼の“史上最高(GOAT)”評価にどう影響するかだと語った。
レブロンは昨季までの22年間で、3つの異なるチームで優勝を達成した。マイアミ・ヒートではドゥエイン・ウェイドとクリス・ボッシュ、クリーブランド・キャバリアーズではカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)とケビン・ラブ(現ユタ・ジャズ)、レイカーズではアンソニー・デイビス(現マーベリックス)といったスターと共闘。ヒートでは2012、13年、キャブズでは16年、そしてレイカーズで20年と、計4回頂点に立ち、そのすべてでファイナルMVPを受賞している。
そして今、26歳のスーパースター、ドンチッチと手を組み、再び王座を目指すシーズンに臨もうとしている。だからこそ、オリーは「キャリア終盤で移籍先を探すことはあり得ない」と考えている。
「そんなのバカげた質問だよ。だってみんな、レブロンがどれだけ稼いでるか忘れてるだろ?『レブロンをトレードしよう』なんて簡単に言えない。そんな契約を引き取れるチームなんてないからね」
また、バスケットボール面だけでなく、家族の生活面でもロサンゼルスを離れるのは現実的ではない。長年築いてきたビジネスの多くがハリウッドに根付いており、家族にとっても自身にとっても移籍は大きな負担となるとオリーは指摘する。
「彼の娘もここ(ロサンゼルス)で元気にやってるし、家庭も円満だ。息子(次男ブライス)はアリゾナでプレーしてて近い。だから彼はどこにも行かない。もし彼がまた移籍したら、それはチームを渡り歩きすぎて、レガシーに傷がつくだろう」
レブロンはゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカらレイカーズの球団幹部との関係も良好で、チームから最大限の敬意を受けている。本人は9月末に行なわれたメディアデーで「キャリアもここまで来たら、契約なんて心配していない。俺を悩ますことじゃないんだ」と語っていた。
この相互の信頼と尊敬がある限り、“キング”がパープル&ゴールドのユニフォームでキャリアを終える可能性は高いと言えそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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しかし、元NBA選手で7回の優勝を誇るロバート・オリー(元レイカーズほか)は、「レブロンの移籍話は馬鹿げている」とこの噂を一蹴。自身のポッドキャスト『Big Shot Bob』で、ファンが注目すべきは移籍ではなく、それが彼の“史上最高(GOAT)”評価にどう影響するかだと語った。
レブロンは昨季までの22年間で、3つの異なるチームで優勝を達成した。マイアミ・ヒートではドゥエイン・ウェイドとクリス・ボッシュ、クリーブランド・キャバリアーズではカイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)とケビン・ラブ(現ユタ・ジャズ)、レイカーズではアンソニー・デイビス(現マーベリックス)といったスターと共闘。ヒートでは2012、13年、キャブズでは16年、そしてレイカーズで20年と、計4回頂点に立ち、そのすべてでファイナルMVPを受賞している。
そして今、26歳のスーパースター、ドンチッチと手を組み、再び王座を目指すシーズンに臨もうとしている。だからこそ、オリーは「キャリア終盤で移籍先を探すことはあり得ない」と考えている。
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また、バスケットボール面だけでなく、家族の生活面でもロサンゼルスを離れるのは現実的ではない。長年築いてきたビジネスの多くがハリウッドに根付いており、家族にとっても自身にとっても移籍は大きな負担となるとオリーは指摘する。
「彼の娘もここ(ロサンゼルス)で元気にやってるし、家庭も円満だ。息子(次男ブライス)はアリゾナでプレーしてて近い。だから彼はどこにも行かない。もし彼がまた移籍したら、それはチームを渡り歩きすぎて、レガシーに傷がつくだろう」
レブロンはゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカらレイカーズの球団幹部との関係も良好で、チームから最大限の敬意を受けている。本人は9月末に行なわれたメディアデーで「キャリアもここまで来たら、契約なんて心配していない。俺を悩ますことじゃないんだ」と語っていた。
この相互の信頼と尊敬がある限り、“キング”がパープル&ゴールドのユニフォームでキャリアを終える可能性は高いと言えそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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