今夏にプレーヤーオプションを破棄し、デンバー・ナゲッツからFA(フリーエージェント)となったラッセル・ウエストブルック。
シーズンMVP受賞や4度の平均トリプルダブル達成など実績十分である一方、衰えが見え始めた36歳とあってなかなか所属先が見つからず、2025-26シーズン開幕5日前の現地時間10月16日(日本時間17日、日付は以下同)になってようやくサクラメント・キングスとの契約に至った。
これで2019年にオクラホマシティ・サンダーを退団して以降、6年間で6球団目。すっかりジャーニーマンと化し、スター選手からロールプレーヤーへとシフトチェンジした感があるが、キャリアのターニングポイントとなったのは、2021年のロサンゼルス・レイカーズ加入だろう。
ワシントン・ウィザーズでプレーした2020-21シーズンに4度目の平均トリプルダブルをマークしたウエストブルックは、直後のオフにトレードでレイカーズに移籍。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとのビッグ3に期待が高まったものの、まったく共存できず成績は低下、わずか1年半で放出され、以降は下降線を辿っている。
同じボール保持型のレブロンと共闘するなど、土台無理な話だったのだろう。ただ、2人が上手く噛み合わなかった理由には、オフコートの問題も関係していたのかもしれない。
10月20日に発行されたレイカーズとレブロンにまつわる書籍『A Hollywood Ending: The Dreams and Drama of the LeBron Lakers』内で、NBAレポーターでもある著者のヤーロン・ワイツマンは、レブロンの“偽りの振る舞い”にウエストブルックが辟易していたことを明かしている。
ワイツマンによれば、ウエストブルックはいくつかレブロンの不誠実な行動を目撃していたなかで、2人の関係性を決定的に悪化させたのが、2022年10月に俳優のウィル・スミスがチームを訪問した際の出来事だったとのこと。
レイカーズは規律が重んじられるものの、スミスの訪問直前、突如レブロンとデイビスがイベント会場から退出。奇妙に思ったウエストブルックだが、当時の同僚パトリック・ベバリーから「彼らは何でも好きなように振る舞える」と聞かされたという。
シーズンMVP受賞や4度の平均トリプルダブル達成など実績十分である一方、衰えが見え始めた36歳とあってなかなか所属先が見つからず、2025-26シーズン開幕5日前の現地時間10月16日(日本時間17日、日付は以下同)になってようやくサクラメント・キングスとの契約に至った。
これで2019年にオクラホマシティ・サンダーを退団して以降、6年間で6球団目。すっかりジャーニーマンと化し、スター選手からロールプレーヤーへとシフトチェンジした感があるが、キャリアのターニングポイントとなったのは、2021年のロサンゼルス・レイカーズ加入だろう。
ワシントン・ウィザーズでプレーした2020-21シーズンに4度目の平均トリプルダブルをマークしたウエストブルックは、直後のオフにトレードでレイカーズに移籍。レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとのビッグ3に期待が高まったものの、まったく共存できず成績は低下、わずか1年半で放出され、以降は下降線を辿っている。
同じボール保持型のレブロンと共闘するなど、土台無理な話だったのだろう。ただ、2人が上手く噛み合わなかった理由には、オフコートの問題も関係していたのかもしれない。
10月20日に発行されたレイカーズとレブロンにまつわる書籍『A Hollywood Ending: The Dreams and Drama of the LeBron Lakers』内で、NBAレポーターでもある著者のヤーロン・ワイツマンは、レブロンの“偽りの振る舞い”にウエストブルックが辟易していたことを明かしている。
ワイツマンによれば、ウエストブルックはいくつかレブロンの不誠実な行動を目撃していたなかで、2人の関係性を決定的に悪化させたのが、2022年10月に俳優のウィル・スミスがチームを訪問した際の出来事だったとのこと。
レイカーズは規律が重んじられるものの、スミスの訪問直前、突如レブロンとデイビスがイベント会場から退出。奇妙に思ったウエストブルックだが、当時の同僚パトリック・ベバリーから「彼らは何でも好きなように振る舞える」と聞かされたという。