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ベンチ起用に配置転換されたマブズのトンプソンが復活に自信「ようやく本来の自分を取り戻した」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.07

ベンチ出場となったことをきっかけに、トンプソンは復調できるのか。(C)Getty Images

ベンチ出場となったことをきっかけに、トンプソンは復調できるのか。(C)Getty Images

 開幕8試合を終えて、ダラス・マーベリックスが苦しんでいる。

 ここまでの成績は2勝6敗(勝率25.0%)で、ニューオリンズ・ペリカンズと並びウエスタン・カンファレンス14位タイ。現地時間11月5日(日本時間6日)、そのペリカンズに99-101で惜敗して3連敗を喫し、西の最下位にまで沈んでしまった。

 超大型新人クーパー・フラッグの加入により要注目チームとして開幕を迎えるも、攻守でいまひとつ噛み合わず、さらに大黒柱アンソニー・デイビスが10月末に故障離脱。加えて大きな誤算となっているのが、クレイ・トンプソンの大不振だ。

 マブズで2年目のシーズンを迎える稀代のシューターは、開幕7試合にすべて先発出場するも、いずれもキャリアワーストの平均8.1点、フィールドゴール成功率31.8%、3ポイント成功率26.2%と撃沈。シュートがまるで入らず、大スランプに陥ってしまった。

 するとマブズを率いるジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は、5日のペリカンズ戦を前にスターティングラインナップを変更。トンプソンをベンチに、代わってディアンジェロ・ラッセルを先発起用する配置転換を行なった。
 
 結果として試合には敗れたものの、トンプソンは21分25秒のプレータイムで11得点、フィールドゴール4/7、3ポイント3/6とシュートタッチに復調の兆し。マブズ加入以降で初のベンチ出場となった試合後、トンプソンはその心境や手応えについて語った。

「(ベンチ出場でも)構わないよ。俺はプレーするだけ。素晴らしいことを成し遂げてみせるさ。絶対にその時が来る。わかるんだ。最初の5試合は呼吸を整え、足元を固めるのに苦労した。ようやく本来の自分を取り戻した感じだよ。シューターとして、ボールが手首から自然に弾ける感覚を掴んだ時、大きな成果が訪れると確信しているんだ」

 キッドHCはトンプソンの配置転換を「一時的なもの」としているが、このままベンチ起用でリズムを取り戻すことができたのなら、本格的にシックスマンに転向するのもひとつの手かもしれない。ここからマブズ&トンプソンの逆襲劇に期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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