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NBA

「レブロンやデュラント、コビーより上」マブズのトンプソンが“最も守りづらい相手”に同僚スターを推挙<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.01

トンプソンがアービングへのリスペクトを示した。(C)Getty Images

トンプソンがアービングへのリスペクトを示した。(C)Getty Images

 現地時間8月30日(日本時間31日)、ダラス・マーベリックスのクレイ・トンプソンが、NBAレジェンドのマイケル・クーパーがホストを務めるポッドキャスト番組『Showtime with Coop』へリモート出演した。

 トンプソンの父は、1978年のドラフトでポートランド・トレイルブレイザーズから全体1位指名されたマイカル・トンプソン。キャリア終盤にはロサンゼルス・レイカーズで約5シーズンをプレーし、マジック・ジョンソンやカリーム・アブドゥル・ジャバー、ジェームズ・ウォージーらを擁した“ショータイム・レイカーズ”の一員として、クーパーとともに1987、88年の2連覇に貢献した。

 その息子クレイは、2011年のドラフト1巡目11位でゴールデンステイト・ウォリアーズから指名されてNBA入り。持ち前のシュート力を駆使してスターの地位を確立し、ウォリアーズではステフィン・カリーと“スプラッシュ・ブラザーズ”を形成。ドレイモンド・グリーンとのビッグ3体制で4度の優勝を飾ったほか、オールスターに5度、オールNBAチームに2度選ばれてきた。

 昨季マブズへ加入した35歳のベテランは、72試合の出場で平均14.0点、3.4リバウンド、2.0アシスト、3ポイント成功率39.1%(平均3.0本成功)を記録。平均得点はキャリア2年目以降ではワーストに終わったとはいえ、最大の強みである長距離砲は健在だ。
 
 そのマブズは、昨季途中の3チーム間トレードでルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズへ放出する大型トレードを断行。レイカーズからアンソニー・デイビス、マックス・クリスティーを補強したが、シーズン後半戦ではケガ人が続出して苦戦を強いられた。

 レギュラーシーズン成績はウエスタン・カンファレンス10位の39勝43敗(勝率47.6%)。サクラメント・キングスとのプレーイン・ゲームこそ制すも、メンフィス・グリズリーズとの第8シード決定戦を落としてプレーオフを逃した。

 マブズは今年のドラフト全体1位でフォワードのクーパー・フラッグを指名。FA(フリーエージェント)市場では、今年3月に左ヒザ前十字靭帯を断裂した先発ポイントガードのカイリー・アービングの穴埋めとして元オールスターのディアンジェロ・ラッセルを獲得した。

 そのアービングとトンプソンは、2014年のFIBAワールドカップ、2016年リオデジャネイロ・オリンピックのアメリカ代表で共闘し金メダルを獲得。ただ、NBAでは一昨季までずっとコートで対戦してきた。

「今こうして彼とチームメイトになれたのは最高さ。自分たちにとって最後の章、レガシーに何を加えようかと話し合えるからね。だって僕らは2011年のドラフトで指名されてリーグ入りしてきたんだ」(トンプソン)
 
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