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NBA

「一緒にプレーするのが楽しみで仕方ない」。トンプソンとの“初共演”に心躍らせるラッセル「2Kの世界みたいなもの」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.29

ウォリアーズ時代の2019年には叶わなかったトンプソン(左)とラッセル(右)のデュオが、6年越しに実現する。(C)Getty Images

ウォリアーズ時代の2019年には叶わなかったトンプソン(左)とラッセル(右)のデュオが、6年越しに実現する。(C)Getty Images

 今夏のFA(フリーエージェント)戦線で、ディアンジェロ・ラッセルはブルックリン・ネッツからダラス・マーベリックスへ移籍した。チームにはロサンゼルス・レイカーズ時代のチームメイトであるアンソニー・デイビスとマックス・クリスティーが所属しており、スムースに溶け込むことが期待されている。

 昨季ウエスタン・カンファレンス10位の39勝43敗(勝率47.6%)でレギュラーシーズンを終えたマブズは、プレーイン・トーナメントでメンフィス・グリズリーズとの8位決定戦に敗れ、惜しくもプレーオフ進出を逃した。

 とはいえ、ロスターにはデイビスとクリスティーのほか、カイリー・アービングやクレイ・トンプソン、PJ・ワシントン、ナジ・マーシャル、ケイレブ・マーティン、ドラ1新人のクーパー・フラッグ、ダニエル・ギャフォード、デレック・ライブリー二世と、豪華なメンバーを擁している。

 現地時間9月18日、ラッセルは自身がホストを務めるポッドキャスト番組『The Backyard Podcast w/ D’Angelo Russell』を更新し、一緒にプレーするのが楽しみな選手にトンプソンを挙げた。

「マジでクレイと一緒にプレーするのが楽しみで仕方ないんだ。俺にとっては2K(人気ゲームの『NBA 2K』シリーズ)の世界みたいなものさ。ダラスのみんなにはそのことを知ってもらいたい。オープンジムに行く前に、トンプソンが来るって聞いて、俺は『よっしゃ!』って思ったよ。

 俺たちはゴールデンステイト(ウォリアーズ)で一緒にプレーできなかった。彼は俺がどんなプレーヤーかわかってるし、俺も彼が俺のゲームに何をもたらしてくれるかはわかってる。俺のプレーで彼が何をしてくれるかまでわかるって、マジで相性が良いってことさ。俺は彼の先を考えているんだ」
 
 ラッセルは2019年7月にケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)が絡んだサイン&トレードでネッツからウォリアーズへ加入したが、トンプソンは同年のファイナルで左ヒザの前十字靭帯を断裂し戦列を離れていた。その後ラッセルは、2020年2月にミネソタ・ティンバーウルブズへトレードされ、両者の共闘は叶わなかった。

 昨季のラッセルはレイカーズとネッツで計58試合に出場し、平均12.6点、2.8リバウンド、5.1アシスト、0.97スティールを残した。

 一方のトンプソンは、マブズ在籍1年目は72試合で平均14.0点、3.4リバウンド、2.0アシストに3ポイント成功率39.1%(平均3.0本成功)を記録。

 アービングがヒザのケガから復帰するまで、マブズはラッセルを先発PGで起用することが予想される。コート上を動き回るトンプソンへラッセルがパスを通し、鮮やかなキャッチ&シュートを沈めるシーンが見られそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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