ヤニス・アデトクンボは、ミルウォーキー・バックスの球団史上最高のスーパースターだ。
2013年の入団以降、チームに忠誠を誓い今季で在籍13年目に突入。その間、2度のシーズンMVP受賞に9度のオールスター&オールNBAチーム選出、5度のオールディフェンシブチーム入り、さらにはMIPや最優秀守備選手賞も獲得と、輝かしい実績を積み上げてきた。
加えて2021年にはチームを50年ぶり2度目のリーグ制覇に導き、通算得点をはじめとしたスタッツも軒並み球団トップに君臨。球団のレジェンドOBには1969~75年に所属したカリーム・アブドゥル・ジャバーもいるが、在籍年数の長さなどを踏まえて、ヤニスこそがフランチャイズ史上最高のプレーヤーと言っていいだろう。
だが、そんなヤニスとバックスの関係が、ついに終わりを迎える時が来たのかもしれない。というのも、ヤニスが自身のSNSからバックス関連の投稿の大半を削除したのだ。
今季のバックスはここまで9勝13敗(勝率40.9%)のイースタン・カンファレンス11位に沈んでいる。もう一度優勝したいヤニスにとって、勝てない状況に少しずつフラストレーションを溜め込み、徐々に移籍願望が芽生えてきても不思議はない。
そしてその最後の一押しとなったのが、現地時間12月1日(日本時間2日)に行なわれたワシントン・ウィザーズ戦の敗北だったのかもしれない。
この試合、バックスは今季3勝17敗(勝率15.0%)でイースト最下位に沈むウィザーズを相手に痛恨の逆転負けを喫した。さらに、決勝点を決めたのが、長年バックスに所属し、相棒としてヤニスを支えてきた盟友クリス・ミドルトンだったことも、チームにとっては大きなダメージとなった。
タフな敗戦の後で、ヤニスは自身のXの投稿を2021年まで遡って消去。その1週間前にはインスタグラムのバックス関連のポストも、2023年のNBAカップや2021年のリーグ制覇時の投稿を除いて消していた。こうした背景から「ヤニスがトレードを要求か?」といった噂が急浮上しているのだ。
さらに、現在残っているXの投稿で、ヤニス自身がポストした最後の投稿は、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOBであるコビー・ブライアントの誕生日を祝うもの。この希望移籍先を示唆するような“意味深ムーブ”を深読みしたファンが、願望込みでレイカーズ行きを予想している。
もしヤニスが動くとなればリーグの勢力図が一気に塗り替えられるのは間違いない。本当にトレード市場に出た場合、今季のデッドラインはルカ・ドンチッチ(レイカーズ)が動いた昨季並みに活況となるだろうが、はたして。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
2013年の入団以降、チームに忠誠を誓い今季で在籍13年目に突入。その間、2度のシーズンMVP受賞に9度のオールスター&オールNBAチーム選出、5度のオールディフェンシブチーム入り、さらにはMIPや最優秀守備選手賞も獲得と、輝かしい実績を積み上げてきた。
加えて2021年にはチームを50年ぶり2度目のリーグ制覇に導き、通算得点をはじめとしたスタッツも軒並み球団トップに君臨。球団のレジェンドOBには1969~75年に所属したカリーム・アブドゥル・ジャバーもいるが、在籍年数の長さなどを踏まえて、ヤニスこそがフランチャイズ史上最高のプレーヤーと言っていいだろう。
だが、そんなヤニスとバックスの関係が、ついに終わりを迎える時が来たのかもしれない。というのも、ヤニスが自身のSNSからバックス関連の投稿の大半を削除したのだ。
今季のバックスはここまで9勝13敗(勝率40.9%)のイースタン・カンファレンス11位に沈んでいる。もう一度優勝したいヤニスにとって、勝てない状況に少しずつフラストレーションを溜め込み、徐々に移籍願望が芽生えてきても不思議はない。
そしてその最後の一押しとなったのが、現地時間12月1日(日本時間2日)に行なわれたワシントン・ウィザーズ戦の敗北だったのかもしれない。
この試合、バックスは今季3勝17敗(勝率15.0%)でイースト最下位に沈むウィザーズを相手に痛恨の逆転負けを喫した。さらに、決勝点を決めたのが、長年バックスに所属し、相棒としてヤニスを支えてきた盟友クリス・ミドルトンだったことも、チームにとっては大きなダメージとなった。
タフな敗戦の後で、ヤニスは自身のXの投稿を2021年まで遡って消去。その1週間前にはインスタグラムのバックス関連のポストも、2023年のNBAカップや2021年のリーグ制覇時の投稿を除いて消していた。こうした背景から「ヤニスがトレードを要求か?」といった噂が急浮上しているのだ。
さらに、現在残っているXの投稿で、ヤニス自身がポストした最後の投稿は、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドOBであるコビー・ブライアントの誕生日を祝うもの。この希望移籍先を示唆するような“意味深ムーブ”を深読みしたファンが、願望込みでレイカーズ行きを予想している。
もしヤニスが動くとなればリーグの勢力図が一気に塗り替えられるのは間違いない。本当にトレード市場に出た場合、今季のデッドラインはルカ・ドンチッチ(レイカーズ)が動いた昨季並みに活況となるだろうが、はたして。
構成●ダンクシュート編集部
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