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バスケW杯

"ビッグ3"が2次ラウンド進出のカギ!歴代最強と言われる日本代表の状況とメンバー、日程をチェック

ダンクシュート編集部

2019.08.31

日本のスーパーエース八村(23番)はもちろん、渡邊(12番)やファジーカスの働きにも注目だ。(C)Getty Images

日本のスーパーエース八村(23番)はもちろん、渡邊(12番)やファジーカスの働きにも注目だ。(C)Getty Images

 アジア予選で開幕4連敗という絶望的な状況から這い上がり、自国開催の06年以来13年ぶり、自力では21年ぶりのワールドカップ出場を決めた日本代表。奇跡の立役者となったのは、昨年4月に日本国籍を所得したファジーカスと、アメリカの大学で成長を遂げた渡邊雄太、そして八村塁のNBAトリオだ。このビッグ3を中心に、今年のサマーリーグに参戦した比江島慎、馬場雄大らBリーグ勢が脇を固める布陣は歴代最強の呼び声が高い。

 1次ラウンド最終戦で激突するアメリカから勝利を挙げるのは至難の業だが、それは他国も同様。トルコかチェコのいずれかに勝てれば2次ラウンド進出の芽も出てくるだけに、最初の2戦は必勝態勢で挑みたい。カギを握るのはやはり八村で、彼が相手を蹂躙できれば勝利の可能性は一気に跳ね上がる。日本バスケ界の上昇機運をさらに加速させるためにも、21歳のエースには攻守でフル回転の働きを期待したいところだ。
【日本代表のキーマン】
八村 塁
世界と対等に渡り合える日本待望のスーパーエース。ドラフト1巡目選手という肩書を引っさげて挑む初の大舞台で、新たな伝説を刻む瞬間は間近に迫っている。

ファジーカス・ニック
12年から日本でプレーし、昨年4月に帰化。予選の平均得点はアジアトップと、圧倒的な存在感でチームの救世主となった。本大会でも大黒柱として期待される。

渡邊雄太
昨季は史上2人目の日本人NBA選手として15試合に出場。最高峰の舞台で磨きをかけた守備力と多彩な得点力は、かつての代表になかった大きな武器だ。

【日本代表の1次ラウンドスケジュール】
9月1日 17:30~ vsトルコ  
9月3日 17:30~ vsチェコ  
9月5日 21:30~ vsアメリカ 

【ROSTER】
安藤誓哉 ガード   181/80  27歳
比江島慎 ガード   190/88  29歳
篠山竜青 ガード   178/78  31歳
八村 塁 フォワード 203/102 21歳
竹内公輔 フォワード 206/100 34歳
渡邊雄太 フォワード 206/93 24歳
安藤周人 ガード 190/89 25歳
竹内譲次 フォワード 207/98 34歳
馬場雄大 フォワード 198/80 23歳
ファジーカス・ニック センター 210/111 34歳
田中大貴 ガード 192/93 27歳
シェーファー・アヴィ・幸樹 センター 205/106 21歳
ヘッドコーチ フリオ・ラマス 55歳

構成●ダンクシュート編集部

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