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「肩書がヘッドコーチでも、彼らはお前を尊敬していない」元選手のマーティンがレディックHCのリーダーシップに苦言<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.31

元選手のマーティンがレイカーズのレディックHCを痛烈に批判した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは今季、開幕から大黒柱のレブロン・ジェームズをケガで1か月以上欠きながら、ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスのガードコンビがチームを牽引。在籍4年目の八村塁と新加入のディアンドレ・エイトンも見事な活躍を見せ、11月終了時点でウエスタン・カンファレンス2位の15勝4敗と好成績を残していた。

 ただ、チームは12月に入って失速。クリスマスゲームではケビン・デュラント擁するヒューストン・ロケッツに96-119で大敗し、今季初の3連敗を喫した。試合後、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は選手たちの姿勢を厳しく批判したが、これに元NBA選手のケニョン・マーティンが疑問を投げかけている。

 レディックHCはロケッツ戦後の会見で「今の我々は十分に気にかけていない。そこが非常に腹立たしい部分だ。必要なことをやり切ろうとする姿勢が欠けているし、プロとして求められる基準に達していない」とチームの努力不足に苦言を呈した。

 しかし、この発言に対してマーティンはポッドキャスト番組『Gil’s Arena』で反論。「"今日の言葉は努力と遂行"と言っていたが、あれは幼稚園で見るやつだ。プロアスリートが何千万ドルも稼いでいるのに、そんなスローガンを掲げてどうする」と痛烈に批判した。
 
 さらにマーティンは、2021年まで15年間NBAでプレーしたレディックと、選手の関係性にも踏み込んだ。

「JJ、お前は彼らの同僚だった男だ。肩書がヘッドコーチでも、ロッカールームではそう見られていない。おそらく彼らはお前を尊敬していない」とバッサリ。特にレブロンの存在感が、HCとの力関係に影響していると語った。

「その中心人物は、お前とポッドキャストで共演し、仕事を得る後押しをした男だ。はっきり言おう。彼らが尊敬しているなら、一度注意されただけで、より勝とうとして変わる。ディフェンスに戻って全力で戦うはずだ」と続け、選手側の"聞く耳"に疑問を呈した。

 マーティンは現役時代のレディックを「常にハードワークを欠かさない選手として尊敬されていた」と評価しつつも、「そのハートは今のロスターには受け継がれていない」と指摘。チームのベテランたちが、レフェリーの判定への不満を試合中に口にし続ける態度についても是正が必要だと訴えた。

 好スタートから一転、スランプに陥ったレイカーズは、2025年ラストゲームとなる12月30日のデトロイト・ピストンズ戦も106-128で完敗。これで12月は5勝7敗の負け越しとなった。

 チームの不振によりコート外の問題にも注目が集まり始めているレイカーズ。はたしてレディックHCのメッセージは、選手たちに届くのか。

構成●ダンクシュート編集部

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