ロサンゼルス・レイカーズは、12月25日のクリスマスゲームでヒューストン・ロケッツに96-119で大敗。この日はルカ・ドンチッチと八村塁が復帰したものの、序盤からロケッツに主導権を握られ、試合を通じて1度もリードを奪えず、今季初の3連敗となった。
この惨敗を受け、JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は選手たちを痛烈に批判し、チームの現状に懸念を露わにした。
今季のレイカーズは開幕から大黒柱のレブロン・ジェームズを欠きながら、ドンチッチとオースティン・リーブスのガードコンビを中心に10勝4敗と好スタート。11月中旬のレブロン復帰後も好調を維持し、11月終了時点で15勝4敗のウエスタン・カンファレンス2位につけていた。
しかし、12月に入って勢いが落ち、直近10試合で6敗とスランプに。特にディフェンス面での課題が顕著で、最近の6試合は平均122.5失点と脆弱さを露呈している。
ロケッツ戦後の会見でレディックHCは、チームの根本的な問題について率直に語った。
「今の我々は十分に気にかけていない。そこが非常に腹立たしい部分だ。必要なことをやり切ろうとする姿勢が欠けているし、プロとして求められる基準に達していない」
さらに、選手たちの勝利への意欲と実際の行動の乖離についても言及した。
「選手たちは“勝ちたい”と言う。でも、私が重視している“気にかける度合い”というのは、『自分のやるべきことを、本当にやり切ろうとしているのか。そして、それを継続してできているのか』ということなんだ。それこそが“チャンピオンチームの習慣”であって、今の我々にはそれがない」
41歳の指揮官の怒りは、23日のフェニックス・サンズ戦(108-132で敗戦)からすでに表面化していた。そしてロケッツ戦の敗戦を受け、土曜日のチーム練習では厳しい姿勢で臨む意向を示した。
「前の試合後にも言ったことだけど、結局は“選択するかどうか”の問題なんだ。そして、残念ながらその選択をしようとしない選手があまりにも多い。しかも、(それが)誰なのかは大体決まっている...。今度のミーティングは不快なものになるだろう。でも、こんな状態で残り53試合を戦い続けるつもりはない」
この発言からは、レディックHCが特定の選手たちの態度と行動に不満を感じていることがうかがえる。
ホーム5連戦がスタートしたレイカーズは、28日にサクラメント・キングス、30日にデトロイト・ピストンズ、1月2、4日にメンフィス・グリズリーズとの対戦が組まれている。
就任2年目の指揮官の厳しい言葉を選手たちはどう受け止めたのか。シーズン序盤に訪れた試練のなかで、チームとしての真価が問われている。
構成●ダンクシュート編集部
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今季のレイカーズは開幕から大黒柱のレブロン・ジェームズを欠きながら、ドンチッチとオースティン・リーブスのガードコンビを中心に10勝4敗と好スタート。11月中旬のレブロン復帰後も好調を維持し、11月終了時点で15勝4敗のウエスタン・カンファレンス2位につけていた。
しかし、12月に入って勢いが落ち、直近10試合で6敗とスランプに。特にディフェンス面での課題が顕著で、最近の6試合は平均122.5失点と脆弱さを露呈している。
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「今の我々は十分に気にかけていない。そこが非常に腹立たしい部分だ。必要なことをやり切ろうとする姿勢が欠けているし、プロとして求められる基準に達していない」
さらに、選手たちの勝利への意欲と実際の行動の乖離についても言及した。
「選手たちは“勝ちたい”と言う。でも、私が重視している“気にかける度合い”というのは、『自分のやるべきことを、本当にやり切ろうとしているのか。そして、それを継続してできているのか』ということなんだ。それこそが“チャンピオンチームの習慣”であって、今の我々にはそれがない」
41歳の指揮官の怒りは、23日のフェニックス・サンズ戦(108-132で敗戦)からすでに表面化していた。そしてロケッツ戦の敗戦を受け、土曜日のチーム練習では厳しい姿勢で臨む意向を示した。
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この発言からは、レディックHCが特定の選手たちの態度と行動に不満を感じていることがうかがえる。
ホーム5連戦がスタートしたレイカーズは、28日にサクラメント・キングス、30日にデトロイト・ピストンズ、1月2、4日にメンフィス・グリズリーズとの対戦が組まれている。
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