NBAは現地時間2月5日(日本時間6日、日付は以下同)のトレード・デッドラインが刻一刻と近づくなか、3日には4件のトレードが合意に達した。
そこには優勝候補やプレーオフ勝ち上がりを目指すチーム、ポストシーズン進出を狙うチームの戦力アップ、さらには将来に向けたサラリー調整、若手育成へシフトする球団の方針変更等、さまざまな思惑がある。
選手であれば、戦術にフィットしていないケースに加え、今季終了後に契約満了や制限付きFA(フリーエージェント)になること、サラリーの釣り合わせなどもトレードの要因になる。
デッドラインを前に注目されているのが、インディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリンだ。チームにとって主力の1人だが、今季開幕前に延長契約を結ばなかったため、今夏に制限付きFAとなる。
昨季のペイサーズは、2000年以来となるNBAファイナルへ進出したが、今季は主力にケガ人が相次ぎ、3日時点で13勝38敗(勝率25.5%)でイースト最下位と低迷している。
ペイサーズは、アキレス腱断裂で今季全休のタイリース・バリバートンをはじめ、パスカル・シアカム、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、オビ・トッピン、TJ・マッコネルといった主要選手たちが少なくとも2027-28シーズンまで契約下にいる。
そのため、チームがシーズン終了後にマサリンへ高額契約を提示できるかは微妙な状況だ。
キャリア4年目の今季、マサリンは右足親指捻挫、右手親指捻挫で20試合以上を欠場。それでも、平均31.8分、17.8点、5.4リバウンド、2.3アシストと、いずれも自己最高の成績を残している。
しかしながら、ペイサーズはセンターのアップグレードを狙っており、マサリンを絡めたトレードで新戦力の獲得に動く可能性がある。現時点で移籍先候補に挙がっているのは、シカゴ・ブルズとニューオリンズ・ペリカンズの2チームだ。
そんななか、2日に地元メディア『IndyStar』へ公開された記事の中で、マサリンは現在の心境をこう明かしていた。
「僕には2つの見方ができる。ストレスを感じたり、心配したり、いろんなことがある。でも、ストレスというのはこうした状況に備えていない時にしか生まれないと思う。
とにかく落ち着いて努力を続けていくだけだ。何かが起こる時は起こる。起こらないなら、僕はここにいるってことさ」
ペイサーズは2日のヒューストン・ロケッツ戦を114-118、翌3日のユタ・ジャズ戦も122-131で落として2連敗。マサリンはジャズ戦を休養したものの、ロケッツ戦ではベンチから25得点、4リバウンド、5アシストの活躍を見せた。
リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、ロケッツ戦後にマサリンをこう評していた。
「素晴らしいプレーだったと思う。彼は試合を読む力が成長した。素晴らしいパスもいくつか出して、前回の試合では4アシストも記録した。フリースローラインにも立つし、相手を苦しめている。
すごく成長したよ。彼の復帰は必要だった。強力な個の力が必要なんだ。今夜のようなタフでフィジカルな相手と対戦する試合で、彼は20得点、25得点をあげ、試合を優位に進めてくれる」
アグレッシブなプレーが裏目に出ることもあるが、持ち前の爆発力で戦況を一変することができるマサリン。昨プレーオフでもファイナル進出に貢献していただけに、23歳のウイングの動向が注目される。
文●秋山裕之(フリーライター)
「ベンにはスコアラーとして見事な才能がある」ペイサーズ指揮官が4年目マサリンのスタメン起用を明言<DUNKSHOOT>
「スペシャルな選手だけど、シリーズ中はすごく厄介だった」。サンダーのJ-Dubが語った“ペイサーズの難敵”とは?<DUNKSHOOT>
「何か変だなと思った」ターナーのバックス移籍にニックスのブランソンが違和感「ペイサーズでの10年間が突然消えてしまった」<DUNKSHOOT>
そこには優勝候補やプレーオフ勝ち上がりを目指すチーム、ポストシーズン進出を狙うチームの戦力アップ、さらには将来に向けたサラリー調整、若手育成へシフトする球団の方針変更等、さまざまな思惑がある。
選手であれば、戦術にフィットしていないケースに加え、今季終了後に契約満了や制限付きFA(フリーエージェント)になること、サラリーの釣り合わせなどもトレードの要因になる。
デッドラインを前に注目されているのが、インディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリンだ。チームにとって主力の1人だが、今季開幕前に延長契約を結ばなかったため、今夏に制限付きFAとなる。
昨季のペイサーズは、2000年以来となるNBAファイナルへ進出したが、今季は主力にケガ人が相次ぎ、3日時点で13勝38敗(勝率25.5%)でイースト最下位と低迷している。
ペイサーズは、アキレス腱断裂で今季全休のタイリース・バリバートンをはじめ、パスカル・シアカム、アンドリュー・ネムハード、アーロン・ネスミス、オビ・トッピン、TJ・マッコネルといった主要選手たちが少なくとも2027-28シーズンまで契約下にいる。
そのため、チームがシーズン終了後にマサリンへ高額契約を提示できるかは微妙な状況だ。
キャリア4年目の今季、マサリンは右足親指捻挫、右手親指捻挫で20試合以上を欠場。それでも、平均31.8分、17.8点、5.4リバウンド、2.3アシストと、いずれも自己最高の成績を残している。
しかしながら、ペイサーズはセンターのアップグレードを狙っており、マサリンを絡めたトレードで新戦力の獲得に動く可能性がある。現時点で移籍先候補に挙がっているのは、シカゴ・ブルズとニューオリンズ・ペリカンズの2チームだ。
そんななか、2日に地元メディア『IndyStar』へ公開された記事の中で、マサリンは現在の心境をこう明かしていた。
「僕には2つの見方ができる。ストレスを感じたり、心配したり、いろんなことがある。でも、ストレスというのはこうした状況に備えていない時にしか生まれないと思う。
とにかく落ち着いて努力を続けていくだけだ。何かが起こる時は起こる。起こらないなら、僕はここにいるってことさ」
ペイサーズは2日のヒューストン・ロケッツ戦を114-118、翌3日のユタ・ジャズ戦も122-131で落として2連敗。マサリンはジャズ戦を休養したものの、ロケッツ戦ではベンチから25得点、4リバウンド、5アシストの活躍を見せた。
リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、ロケッツ戦後にマサリンをこう評していた。
「素晴らしいプレーだったと思う。彼は試合を読む力が成長した。素晴らしいパスもいくつか出して、前回の試合では4アシストも記録した。フリースローラインにも立つし、相手を苦しめている。
すごく成長したよ。彼の復帰は必要だった。強力な個の力が必要なんだ。今夜のようなタフでフィジカルな相手と対戦する試合で、彼は20得点、25得点をあげ、試合を優位に進めてくれる」
アグレッシブなプレーが裏目に出ることもあるが、持ち前の爆発力で戦況を一変することができるマサリン。昨プレーオフでもファイナル進出に貢献していただけに、23歳のウイングの動向が注目される。
文●秋山裕之(フリーライター)
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