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NBA

逆転のチャンスにまさかのパス…終盤の判断ミスを認めたドンチッチ「そのまま攻めるべきだった」問われるエースの真価<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2026.02.27

痛恨の敗戦を喫したレイカーズ。終盤の一瞬の迷いが逆転のチャンスを潰してしまった。(C)Getty Images

痛恨の敗戦を喫したレイカーズ。終盤の一瞬の迷いが逆転のチャンスを潰してしまった。(C)Getty Images

 現地時間2月24日に行なわれたオーランド・マジック対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、終盤の接戦を制したマジックが1点差で勝利を収めた。

 レイカーズとしてはラスト6秒での最後のオフェンスの場面は、「こうしていれば」「ああなっていたら」と、タラレバを考えずにはいられない展開となった。

 試合は序盤からレイカーズがペースを握り、後半開始直後には2桁までリードを広げたが、徐々に追い上げたマジックが最終クォーターに入って同点に追いつくと、その後は1点を争うシーソーゲームに突入した。

 103-103のまま約1分の間スコアが凍りついた残り2分14秒、八村塁が値千金の3ポイントを沈めて再びレイカーズに流れを引き寄せたが、ラスト1分を切ってからもリードは入れ替わる展開。迎えた残り6.7秒、パオロ・バンケロが放ったジャンプショットのこぼれ球をウェンデル・カーターJr.がゴール下からねじ込み、110-109とマジックが再逆転に成功する。

 タイムアウトを挟んで最後の逆転に賭けたレイカーズ。ディアンドレ・エイトンがスクリーンをかけてフリーにしたルカ・ドンチッチにレブロン・ジェームズがパスを入れて、最後のオフェンスがスタートした。
 
 3ポイントラインのやや後方でボールを受けたドンチッチは、ここで一発決めれば勝利、というラストプレーを託された。しかし一瞬、エースに迷いが生じる。

 ドリブルで切り込むかその場から打つか、迷った挙句にドンチッチは左側にいたレブロンへのパスを選択。時間ギリギリでボールを手にしたレブロンは、ディフェンダーが襲いかかるなか、バランスを崩した状態で長距離弾を放ったが、シュートはリムに弾かれ、その瞬間、試合終了を告げるブザーが鳴った。

 試合後の会見では、当然このラストの場面に質問が集中した。

「自分はフリーだったけど、ちょっと距離があるなと思った。だからもう少し近づこうとドリブルしたんだけど、そこでボールを止めるべきじゃなかった。そのまま攻めるべきだった」

 自らのプレーをそう振り返ったドンチッチは、レブロンへのパスを選択した意図については「彼がフリーだったのが見えた。ボールを失いたくなかったし、タイムアウトも残っていなかったから」と回答。そして「自分の責任だ」と潔くミスを認めた。
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