現地時間4月15日(日本時間16日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、ホームのエックスフィニティモバイル・アリーナで行なわれたプレーイン・ゲームでオーランド・マジックを109-97で撃破。イースタン・カンファレンスの第7シードを獲得し、2年ぶりのプレーオフ復帰となった。
ファーストラウンドの対戦相手は、カンファレンス2位のボストン・セルティックス(56勝26敗/勝率68.3%)。今季の対戦成績は2勝2敗の五分も、直近の対戦は3月1日で、ジェイソン・テイタムの復帰前だった。
シクサーズはオールスターガードのタイリース・マキシーにポール・ジョージ、VJ・エッジコム、ケリー・ウーブレイJr.、クエンティン・グライムズと計算できる戦力が揃う一方で、先発センターのジョエル・エンビードは4月上旬に虫垂炎を発症。虫垂切除手術を受けて離脱を余儀なくされ、復帰時期は未定となっている。
それでもセルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は、警戒を怠っていない。
「相手は最高の状態で臨んでくるだろうから、我々も最高の状態で臨まなければならない。フィラデルフィアはシーズンを通して見てきたように素晴らしいチームだ。あれだけのケガ人が出ている中でここまで勝ち進んできたのだから、我々にとっては厳しい試練になるだろう。しっかり準備しておかなければならない」
一方、シクサーズのニック・ナースHCは、2024年の王者について「彼らは守るのが本当に難しい。信じられないほどの攻撃力を持っている。3ポイントを大量に打ってくるし、1対1から点を取れる選手もたくさんいる。しかも、ペイントエリアの深くまで切り込んで得点してくる。とてつもないチャレンジになる」とコメント。
19日に開幕するシリーズを前に、『ESPN』では識者10人がセルティックスの勝利を予想。そのうち6人が5戦決着(4勝1敗)と見ていた。
セルティックスはテイタムとジェイレン・ブラウンに注目されがちだが、ほかにもデリック・ホワイト、ペイトン・プリチャード、ネミーアス・ケイタ、ニコラ・ヴュチェビッチら実力者が多数在籍している。主力が健康体なら優勝候補の一角だけに、シクサーズにとってタフな相手であることは間違いない。
そうしたなか、シクサーズでキープレーヤーに挙げられるのがジョージだ。
35歳のベテランは昨夏に左ヒザの手術を受けた影響で開幕から12試合を欠場。1月にはリーグの違法薬物規定に違反し25試合の出場停止処分を受け、今季のセルティックス戦は一度も出場していない。
キャリア通算114試合のプレーオフ経験を持つ元オールスターは、リーグ屈指のウイング陣(テイタムとブラウン)とのシリーズへ向けてこう口にしていた。
「あの2人には優勝経験がある。それに成熟していて、経験豊富だし、長い間一緒にプレーしてきた。だからこそ、僕らが彼らを苦しめ、挑戦させるように仕向けないといけない。僕とウーブレイJr.の考えは同じだ。彼らを相手に勝つチャンスがあるとすれば、それはあの2人へできる限りタフな試合をさせることだ」
セルティックスの強みはウイングとバックコートにある。ジョージとウーブレイJr.がどこまでテイタムとブラウンを封じ込められるか。そしてジョージには、オフェンス面での活躍も不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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シクサーズはオールスターガードのタイリース・マキシーにポール・ジョージ、VJ・エッジコム、ケリー・ウーブレイJr.、クエンティン・グライムズと計算できる戦力が揃う一方で、先発センターのジョエル・エンビードは4月上旬に虫垂炎を発症。虫垂切除手術を受けて離脱を余儀なくされ、復帰時期は未定となっている。
それでもセルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は、警戒を怠っていない。
「相手は最高の状態で臨んでくるだろうから、我々も最高の状態で臨まなければならない。フィラデルフィアはシーズンを通して見てきたように素晴らしいチームだ。あれだけのケガ人が出ている中でここまで勝ち進んできたのだから、我々にとっては厳しい試練になるだろう。しっかり準備しておかなければならない」
一方、シクサーズのニック・ナースHCは、2024年の王者について「彼らは守るのが本当に難しい。信じられないほどの攻撃力を持っている。3ポイントを大量に打ってくるし、1対1から点を取れる選手もたくさんいる。しかも、ペイントエリアの深くまで切り込んで得点してくる。とてつもないチャレンジになる」とコメント。
19日に開幕するシリーズを前に、『ESPN』では識者10人がセルティックスの勝利を予想。そのうち6人が5戦決着(4勝1敗)と見ていた。
セルティックスはテイタムとジェイレン・ブラウンに注目されがちだが、ほかにもデリック・ホワイト、ペイトン・プリチャード、ネミーアス・ケイタ、ニコラ・ヴュチェビッチら実力者が多数在籍している。主力が健康体なら優勝候補の一角だけに、シクサーズにとってタフな相手であることは間違いない。
そうしたなか、シクサーズでキープレーヤーに挙げられるのがジョージだ。
35歳のベテランは昨夏に左ヒザの手術を受けた影響で開幕から12試合を欠場。1月にはリーグの違法薬物規定に違反し25試合の出場停止処分を受け、今季のセルティックス戦は一度も出場していない。
キャリア通算114試合のプレーオフ経験を持つ元オールスターは、リーグ屈指のウイング陣(テイタムとブラウン)とのシリーズへ向けてこう口にしていた。
「あの2人には優勝経験がある。それに成熟していて、経験豊富だし、長い間一緒にプレーしてきた。だからこそ、僕らが彼らを苦しめ、挑戦させるように仕向けないといけない。僕とウーブレイJr.の考えは同じだ。彼らを相手に勝つチャンスがあるとすれば、それはあの2人へできる限りタフな試合をさせることだ」
セルティックスの強みはウイングとバックコートにある。ジョージとウーブレイJr.がどこまでテイタムとブラウンを封じ込められるか。そしてジョージには、オフェンス面での活躍も不可欠となる。
文●秋山裕之(フリーライター)
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