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「泣けとでもいうのか?」虫垂炎からの復帰戦で26得点のエンビードが、プレーオフでの“故障癖”に心境吐露「突然こんなことが起きてしまう」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.04.27

エンビードが心境を吐露した。(C)Getty Images

エンビードが心境を吐露した。(C)Getty Images

 現地時間4月26日(日本時間27日、日付は以下同)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームのエクスフィニティモバイル・アリーナでボストン・セルティックスとのプレーオフ・ファーストラウンド第4戦へ臨んだ。

 1勝2敗のシクサーズは、先発センターのジョエル・エンビードが待望の復帰。今月上旬に急虫垂切除手術を受けたビッグマンは、約3週間でコートへ戻り、フリースロー4本とダンク、さらにはレイアップと、チーム最初の8得点を奪う幸先の良いスタートを切った。

 もっとも、試合はアウェーのセルティックスが順調に点を積み重ね、最終スコア128-96で圧勝。シリーズ戦績を3勝1敗とし、カンファレンス・セミファイナル進出へ王手をかけた。

 敵地での第2戦を111-97で制したシクサーズだったが、ホームで痛恨の2連敗。この日はエンビードが34分3秒のプレータイムで26得点、10リバウンド、6アシスト、タイリース・マキシーが22得点、6アシスト、ポール・ジョージが16得点、3スティール、クエンティン・グライムズが12得点、6アシストを記録するも、1勝3敗で後がなくなった。

「つらいね。タフな状況だった。そのなかで、俺はベストを尽くそうとした。コートに出て、良いプレーをして試合に勝たなければならない。でも、今夜はそれができなかった。良いプレーができなかったんだ」

 試合後にそう語っていたエンビードは、今月6日のサンアントニオ・スパーズ戦後、胃の不調を訴えて戦線離脱。当初は食中毒だと思っていたが、数日後に症状が悪化して虫垂炎と判明した。

 その後リハビリを続け、復帰までに練習試合には一度しか参加しなかったが、それでもコートに立った。
 
 これまで、プレーオフで右ヒザ捻挫や半月板損傷、膝腱炎に見舞われたほか、眼窩骨折も経験してきたエンビードは、今回の虫垂炎をこう振り返っていた。

「こういうことが起こると、『そうか、プレーオフが始まったんだな』って思うんだ。プレーオフへ向けてすごくいい状態にいたのに、突然こんなことが起きてしまう。それは自分ではどうすることもできない。

 じゃあどうしたらいいんだ?泣けとでもいうのか?とにかく、それを受け入れて前へ進み、復帰してプレーできる可能性を最大限に高めるべく、できる限りのことをするしかないんだ」

 第5戦は敵地TDガーデンで28日に行なわれる。現状では当然セルティックス優勢で、次戦でシクサーズのシーズンが終わってしまう可能性がある。

 エンビードは「1勝3敗で負けている状況は、過去にもあった。ボストンで1勝をあげるのは難しいだろう」と厳しい戦いを予想しているが、決して諦めてなどいない。第5戦で勝つことができれば、再びホームへ戻ることができるだけに、必勝態勢で次戦を戦い抜きたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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