オーランド・マジックは現地時間5月3日(日本時間4日)、敵地でデトロイト・ピストンズとのファーストラウンド第7戦に臨んだ。
3勝1敗と先に王手をかけたイースト第8シードのマジックだが、第5、6戦と立て続けに落とし、最終戦までもつれ込んだ。
この大一番ではパオロ・バンケロが38得点、9リバウンド、6アシスト、デズモンド・ベインが16得点、ウェンデル・カーターJr.が13得点、ベンチからアンソニー・ブラックが11得点、5スティールをマーク。
しかし、ケイド・カニングハムに32得点、12アシスト、トバイアス・ハリスに30得点、9リバウンド、ジェイレン・デューレンに15得点、15リバウンド、デニス・ジェンキンスに16得点、5アシストを奪われて94-116で完敗し、1回戦敗退が決まった。
プレーオフで3勝1敗から逆転負けを喫したのはNBAの歴史で15例目。マジックにとっては2度目で、奇しくも最初の相手も今回と同じピストンズだった(2003年の1回戦)。
ピストンズが2008年以来となる1回戦突破を果たした一方、マジックは3年連続の1回戦敗退で、チームは2010年を最後にカンファレンス・セミファイナルに進めずにいる。
ただ、エースのバンケロはこのシリーズで平均26.3点、9.0リバウンド、6.3アシスト、1.43スティールと躍動。2番手のフランツ・ヴァグナーをケガで第5戦から欠いたなか、獅子奮迅の活躍を見せ、評価を高めた。
シリーズ終了後にピストンズのカニングハムは、マジックをこのように称えていた。
「マジックに敬意を表すよ。彼らは僕たちのことを追い詰めたんだ。彼らは僕らに、自分たちの現状を見つめ直す機会を与えてくれた。このシリーズを通して、僕らは大きく成長できたと思う。僕自身も大きく成長した。自分自身、それにこのチームについても多くを学んだ。このシリーズは、次のシリーズに向けて僕らをすごく高めてくれると思う」
1回戦敗退から一夜明けた4日、マジックは2021年から5年間指揮を執ったジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)の解任を発表。オフにはロスター変動も囁かれているが、バンケロ、ヴァグナー、ベインが主軸の路線は来季以降も継続していくことが予想される。
キャリア4年目を終えたバンケロは、チームがさらなる高みへ達するためのカギについて次のように語っていた。
「すべては夏から始まるんだ。勝ち続ける習慣を身につけることが大切になってくる。毎日、勝利の環境を作り出すこと。9月から今までずっとね。僕らは上手くならなければいけない。これはプレーオフが始まる4月から始まるんじゃない。全員が(トレーニングキャンプで)施設に集まる9月、10月から始まる」
さらにバンケロは“習慣”の重要性を強調した。
「習慣を身につけることで、負けることが許されない環境が生まれるんだ。1回戦で負けることなんて許されない。それじゃ不十分だ。僕らの姿勢はそうあるべきなんだ。施設内で居心地の良い雰囲気があってはならない。全員が気を引き締めて、最高のプレーをするためのプレッシャーを感じるべきなんだ」
1989年に創設されたマジックは1995年、2009年とファイナルまで勝ち進んだが、まだ頂点には手が届いていない。エースのバンケロを中心に、この壁を越えることができるだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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3勝1敗と先に王手をかけたイースト第8シードのマジックだが、第5、6戦と立て続けに落とし、最終戦までもつれ込んだ。
この大一番ではパオロ・バンケロが38得点、9リバウンド、6アシスト、デズモンド・ベインが16得点、ウェンデル・カーターJr.が13得点、ベンチからアンソニー・ブラックが11得点、5スティールをマーク。
しかし、ケイド・カニングハムに32得点、12アシスト、トバイアス・ハリスに30得点、9リバウンド、ジェイレン・デューレンに15得点、15リバウンド、デニス・ジェンキンスに16得点、5アシストを奪われて94-116で完敗し、1回戦敗退が決まった。
プレーオフで3勝1敗から逆転負けを喫したのはNBAの歴史で15例目。マジックにとっては2度目で、奇しくも最初の相手も今回と同じピストンズだった(2003年の1回戦)。
ピストンズが2008年以来となる1回戦突破を果たした一方、マジックは3年連続の1回戦敗退で、チームは2010年を最後にカンファレンス・セミファイナルに進めずにいる。
ただ、エースのバンケロはこのシリーズで平均26.3点、9.0リバウンド、6.3アシスト、1.43スティールと躍動。2番手のフランツ・ヴァグナーをケガで第5戦から欠いたなか、獅子奮迅の活躍を見せ、評価を高めた。
シリーズ終了後にピストンズのカニングハムは、マジックをこのように称えていた。
「マジックに敬意を表すよ。彼らは僕たちのことを追い詰めたんだ。彼らは僕らに、自分たちの現状を見つめ直す機会を与えてくれた。このシリーズを通して、僕らは大きく成長できたと思う。僕自身も大きく成長した。自分自身、それにこのチームについても多くを学んだ。このシリーズは、次のシリーズに向けて僕らをすごく高めてくれると思う」
1回戦敗退から一夜明けた4日、マジックは2021年から5年間指揮を執ったジャマール・モーズリーHC(ヘッドコーチ)の解任を発表。オフにはロスター変動も囁かれているが、バンケロ、ヴァグナー、ベインが主軸の路線は来季以降も継続していくことが予想される。
キャリア4年目を終えたバンケロは、チームがさらなる高みへ達するためのカギについて次のように語っていた。
「すべては夏から始まるんだ。勝ち続ける習慣を身につけることが大切になってくる。毎日、勝利の環境を作り出すこと。9月から今までずっとね。僕らは上手くならなければいけない。これはプレーオフが始まる4月から始まるんじゃない。全員が(トレーニングキャンプで)施設に集まる9月、10月から始まる」
さらにバンケロは“習慣”の重要性を強調した。
「習慣を身につけることで、負けることが許されない環境が生まれるんだ。1回戦で負けることなんて許されない。それじゃ不十分だ。僕らの姿勢はそうあるべきなんだ。施設内で居心地の良い雰囲気があってはならない。全員が気を引き締めて、最高のプレーをするためのプレッシャーを感じるべきなんだ」
1989年に創設されたマジックは1995年、2009年とファイナルまで勝ち進んだが、まだ頂点には手が届いていない。エースのバンケロを中心に、この壁を越えることができるだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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