現地時間5月17日(日本時間18日、日付は以下同)、NBAは2025-26レギュラーシーズンのMVPにオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(以降SGA)が選ばれたと発表した。
これはこの日放送の『NBA on Prime』で正式発表されたのだが、番組内ではアナリストを務めるスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)がアナウンス。2シーズン連続してMVPを受賞したのはNBA史上14人目で、カナダ出身選手では2005、06年のナッシュ以来、SGAが初となった。
記者会見に登壇したSGAは、カナダ出身のレジェンドから発表されたことで「家族を除くと、僕がNBAに行けるって真剣に言ってくれたのは彼が初めてだったんだ。人生って不思議なものだね」と当時を回想。
サンダーは昨季の68勝14敗(勝率82.9%)に続き、今季も64勝18敗(勝率78.0%)でリーグベストの戦績を残してレギュラーシーズンをフィニッシュ。そのチームで得点源を務める27歳のガードは、68試合へ出場してリーグ2位の平均31.1点に4.3リバウンド、6.6アシスト、1.4スティールの好成績を残した。
198㎝・88㎏と細身の身体ながら、フィールドゴール成功率は驚異の55.3%で、3ポイント成功率が38.6%(平均1.7本成功)、フリースロー成功率でも87.9%と、高精度なショットでサンダーを牽引。
2013-14シーズン以降、サンダーの選手がMVPに選出されたのは同シーズンのケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)、2016-17シーズンのラッセル・ウエストブルック(現サクラメント・キングス)と、ここ2シーズンのSGAの3選手。さらにはサンダーでNBAキャリアをスタートさせたジェームズ・ハーデン(現クリーブランド・キャバリアーズ)が、ロケッツ時代の2017-18シーズンにMVPを受賞している。
「過去12年間で、この球団から4人のMVPが輩出されてきた。これは偶然なんかじゃないと思う。このプログラムを経た選手が成功を収めるのには理由があるんだ」とSGAは口にし、チームメイトたちだけでなく、チームの関係者たちへ感謝を述べていた。
「僕には運もあったと思う。NBA選手として、このビジネスでほかの大人たちの行動をコントロールすることはできないんだ。その点、僕はフロントオフィス、コーチングスタッフ、そして毎晩コートで一緒にプレーする仲間たちまで、素晴らしい人たちに囲まれている。本当に幸運さ。
僕らは全員が勝利を願い、勝利するためにあらゆる努力を惜しまない。僕たちには共通のゴールがある。そして、このトロフィーは僕の功績ではない。僕個人だけの力ではなく、もっと大きな存在のおかげなんだ」
そう謙虚に話したSGA。素晴らしい組織を作り上げたサンダーからは、今後も多くのMVP受賞者が誕生するかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】シャック、アイバーソン、コビー、レブロン、カリー、ヨキッチ…2000年以降のMVPを受賞当時の写真で一挙振り返り!
これはこの日放送の『NBA on Prime』で正式発表されたのだが、番組内ではアナリストを務めるスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)がアナウンス。2シーズン連続してMVPを受賞したのはNBA史上14人目で、カナダ出身選手では2005、06年のナッシュ以来、SGAが初となった。
記者会見に登壇したSGAは、カナダ出身のレジェンドから発表されたことで「家族を除くと、僕がNBAに行けるって真剣に言ってくれたのは彼が初めてだったんだ。人生って不思議なものだね」と当時を回想。
サンダーは昨季の68勝14敗(勝率82.9%)に続き、今季も64勝18敗(勝率78.0%)でリーグベストの戦績を残してレギュラーシーズンをフィニッシュ。そのチームで得点源を務める27歳のガードは、68試合へ出場してリーグ2位の平均31.1点に4.3リバウンド、6.6アシスト、1.4スティールの好成績を残した。
198㎝・88㎏と細身の身体ながら、フィールドゴール成功率は驚異の55.3%で、3ポイント成功率が38.6%(平均1.7本成功)、フリースロー成功率でも87.9%と、高精度なショットでサンダーを牽引。
2013-14シーズン以降、サンダーの選手がMVPに選出されたのは同シーズンのケビン・デュラント(現ヒューストン・ロケッツ)、2016-17シーズンのラッセル・ウエストブルック(現サクラメント・キングス)と、ここ2シーズンのSGAの3選手。さらにはサンダーでNBAキャリアをスタートさせたジェームズ・ハーデン(現クリーブランド・キャバリアーズ)が、ロケッツ時代の2017-18シーズンにMVPを受賞している。
「過去12年間で、この球団から4人のMVPが輩出されてきた。これは偶然なんかじゃないと思う。このプログラムを経た選手が成功を収めるのには理由があるんだ」とSGAは口にし、チームメイトたちだけでなく、チームの関係者たちへ感謝を述べていた。
「僕には運もあったと思う。NBA選手として、このビジネスでほかの大人たちの行動をコントロールすることはできないんだ。その点、僕はフロントオフィス、コーチングスタッフ、そして毎晩コートで一緒にプレーする仲間たちまで、素晴らしい人たちに囲まれている。本当に幸運さ。
僕らは全員が勝利を願い、勝利するためにあらゆる努力を惜しまない。僕たちには共通のゴールがある。そして、このトロフィーは僕の功績ではない。僕個人だけの力ではなく、もっと大きな存在のおかげなんだ」
そう謙虚に話したSGA。素晴らしい組織を作り上げたサンダーからは、今後も多くのMVP受賞者が誕生するかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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