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「今この瞬間を生きろ」90年代ニックスの“象徴”スタークスが古巣にエール!自身の苦い経験を踏まえ「先を見すぎるな」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.06.05

ニックスの主力として1994年のファイナルを戦ったスタークス。当時果たせなかった優勝を願う。(C)Getty Images

ニックスの主力として1994年のファイナルを戦ったスタークス。当時果たせなかった優勝を願う。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ニックスは、現地時間6月3日(日本時間4日)に行なわれたサンアントニオ・スパーズとのNBAファイナル第1戦を105-95で制し、シリーズ先勝を飾った。球団OBで自身もファイナル経験者のジョン・スタークスは、「今この瞬間を生きろ」と古巣にエールを送っている。

 今季53勝29敗でイースタン・カンファレンスの第3シードを獲得してプレーオフに進出したニックスは、1回戦でアトランタ・ホークスを4勝2敗で破ると、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズを、カンファレンス決勝ではクリーブランド・キャバリアーズを相手にそれぞれ4勝0敗のスウィープ勝ち。1998-99シーズン以来のNBAファイナル進出を果たした。

 迎えたファイナル初戦、ヴィクター・ウェンバンヤマ擁するスパーズに最大14点差をつけられながらも、ジェイレン・ブランソンが第4クォーターだけで13点をあげるなど計30得点、カール・アンソニー・タウンズが18得点、12リバウンド、OG・アヌノビーが17得点を記録し、10点差で勝利。これでプレーオフ1回戦第4戦から破竹の12連勝となった。

 1990年代ニックスの主力選手だったスタークスは『Eyewitness News ABC7NY』で、「今この瞬間を生きることだ。先を見すぎるな」と古巣にエールを送る。

「1試合ずつ、1プレーずつ集中して戦うんだ。そして、そのプロセスを楽しみながら進んでいけ。一番大切なのは、この瞬間を楽しむことだ。これから起こることに集中するんだ。先走ってしまうと調子を崩してしまう。正直に言うと、第7戦でプレーした時、私は先走ってしまった」
 
 ヒューストン・ロケッツと対戦した1994年ファイナル。ニックスは3勝2敗と先に王手をかけながら、その後2連敗を喫して優勝を逃した。

 スタークスは運命の第7戦、42分間の出場時間でわずか8得点、フィールドゴール成功は18本中2本、3ポイントは11本放って成功ゼロと大不振に陥り、涙を呑んだ。それだけに、「4戦だろうと7戦だろうと、とにかく仕事をやり遂げて勝利を掴み取ってほしい」と語る。

 ニックスは今季のレギュラーシーズンで、スパーズに対して1勝1敗。昨年12月のNBAカップ決勝では、124-113で勝利している。スタークスによれば、この経験が「チームに大きな自信を与えている」という。

「ウェンバンヤマは驚異的なサイズとスキル、そして若さに見合わない成熟さを兼ね備えた唯一無二の選手だが、今のニックスなら彼らとも十分に渡り合えると信じている。ジェイレン(ブランソン)、ジョシュ(ハート)、ミケル(ブリッジズ)のような経験ある選手たちがいることは、チームの精神面において大きなプラスだ」

 8日(日本時間9日)に行なわれる第3戦からは戦いの場を本拠地マディソンスクエア・ガーデンに移すが、スタークスは「ガーデンには特別なエネルギー、神秘的な何かがある。相手チームの選手でさえ、ここで最高のプレーをしたいと思わせる場所なんだ。ファンとしてもこの数年、チームがともに成長していく姿を見るのは本当に報われる思いだろう」と古巣の成功を願っていた。

構成●ダンクシュート編集部

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