八村塁が所属するワシントン・ウィザーズは、ここまで23勝39敗でイースタン・カンファレンス9位。今季は司令塔のジョン・ウォールをケガで欠き、苦しい戦いを強いられているが、まだプレーオフ進出の可能性は残されている。
新人の八村を筆頭に、若手の多いチームでエースを務めているのがブラッドリー・ビールだ。2012年のドラフト1巡目3位でウィザーズに入団したシューティングガードは、3月8日時点でリーグ2位かつキャリアハイの平均30.5点をマークするなど、オフェンス面で獅子奮迅の活躍を続けている。
そんなNBA屈指の点取り屋が『TheUndefeated』の取材で、今後のキャリアについて「(ワシントン)DCでキャリアを終えるだろう」と明かした。
「いつかワシントンで自分のジャージーをリタイヤさせたいと思ったことが、再契約を結ぶ要因となった。アリーナには、5つの名前が飾られている(アール・モンロー(#10)、エルビン・ヘイズ(#11)、ガス・ジョンソン(#25)、ウェス・アンセルド(#41)、フィル・シェニエ(#45)。そして今自分はこのチームに8年いて、彼らの記録を破るペースで数字を残している」
そして何より、ひとつのチームでキャリアを終えたレジェンドたちの存在が、ビールがウィザーズ一筋のキャリアを送りたいと思わせる要因となっているようだ。
「俺はコビー(ブライアント)、Dウェイド、ダーク(ノビツキー)、UD(ユドニス・ハズレム)を見てきた。彼らは長い期間、ひとつのチームにいた選手。俺は変化が嫌いなんだ。もし(移籍が)起こってしまったら仕方ない。でも、もし自分でコントロールできるなら、DCでキャリアを終えるだろう」
ビールほどの選手となれば、ある程度自分が行きたいチームに行くことができ、本人も「ボストンでも、トロントでも、マイアミでも、みんなが行ってほしいと思っているところならどこへだって行ける」と認めている。
それでもチームに残ろうという意思があるのは、エースとしての責任とワシントンへの愛があるからに他ならない。
なお、ビールは今季開幕前に2021-22シーズンから始まる2年7200万ドルの延長契約を結んでいる(2年目はプレーヤーオプション)。
26歳のスコアラーは、近年絶滅寸前の“フランチャイズプレーヤー”としてひとつのチームでキャリアを全うすることができるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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新人の八村を筆頭に、若手の多いチームでエースを務めているのがブラッドリー・ビールだ。2012年のドラフト1巡目3位でウィザーズに入団したシューティングガードは、3月8日時点でリーグ2位かつキャリアハイの平均30.5点をマークするなど、オフェンス面で獅子奮迅の活躍を続けている。
そんなNBA屈指の点取り屋が『TheUndefeated』の取材で、今後のキャリアについて「(ワシントン)DCでキャリアを終えるだろう」と明かした。
「いつかワシントンで自分のジャージーをリタイヤさせたいと思ったことが、再契約を結ぶ要因となった。アリーナには、5つの名前が飾られている(アール・モンロー(#10)、エルビン・ヘイズ(#11)、ガス・ジョンソン(#25)、ウェス・アンセルド(#41)、フィル・シェニエ(#45)。そして今自分はこのチームに8年いて、彼らの記録を破るペースで数字を残している」
そして何より、ひとつのチームでキャリアを終えたレジェンドたちの存在が、ビールがウィザーズ一筋のキャリアを送りたいと思わせる要因となっているようだ。
「俺はコビー(ブライアント)、Dウェイド、ダーク(ノビツキー)、UD(ユドニス・ハズレム)を見てきた。彼らは長い期間、ひとつのチームにいた選手。俺は変化が嫌いなんだ。もし(移籍が)起こってしまったら仕方ない。でも、もし自分でコントロールできるなら、DCでキャリアを終えるだろう」
ビールほどの選手となれば、ある程度自分が行きたいチームに行くことができ、本人も「ボストンでも、トロントでも、マイアミでも、みんなが行ってほしいと思っているところならどこへだって行ける」と認めている。
それでもチームに残ろうという意思があるのは、エースとしての責任とワシントンへの愛があるからに他ならない。
なお、ビールは今季開幕前に2021-22シーズンから始まる2年7200万ドルの延長契約を結んでいる(2年目はプレーヤーオプション)。
26歳のスコアラーは、近年絶滅寸前の“フランチャイズプレーヤー”としてひとつのチームでキャリアを全うすることができるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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