新型コロナウイルスのパンデミックがなければ、 本来であればNBAはプレーオフの佳境を迎えている時期だった。しかし3月11日以降、2019-20シーズンは中断されたままだ。中断から約2か月が経過した5月には一部地域の練習施設の閉鎖が解除。現在NBAは7月からのシーズン再開を目指しているが、プレーオフは本来の日程やフォーマットと違う形で行なわれる可能性が高い。
時を遡ること3月11日、ニューヨークでNBAに精通した3人のライターによる『ダンクシュート』の人気企画「プレーオフ座談会」が開催されていた。収録も大詰めに差し掛かった頃、NBAからシーズン中断が発表され、記事はお蔵入りになった。
しかし、今季の回顧と再開後を展望する意味で、ここで“幻の座談会”を一挙に公開したい。第2弾はウエスタン・カンファレンスをお届けする。
◆ ◆ ◆
杉浦大介(以下杉浦):ウエスタン・カンファレンスでは1位のレイカーズと2位のクリッパーズの評価が高いけど、どちらが優れたチームだと思う?
クリス・シェリダン(以下シェリダン):どちらのロースターが優れているかと言われたら、間違いなくクリッパーズだと思う。今のクリッパーズはNBAで最も層の厚いチームだ。カワイ・レナード、ポール・ジョージがいるチームに、2月にはトレードでマーカス・モリスも加えた。ただ、ケミストリーの養成はこれからだ。モリスは良い選手で、(今季途中までプレーしていた)ニックスではNo.1オプションだったが、クリッパーズではレナード、ジョージが中心のシステムにフィットしなければいけない。とはいえ、レナードとジョージが一緒にプレーした時間もそれほど多くはなく、ルイス・ウィリアムズ、モントレズ・ハレルといったベンチプレーヤーへの依存度も高いから、ローテーションの確立は容易ではないだろう。
シュロモ・スプラング(以下スプラング):僕もクリッパーズこそがウエストのベストチームだと思っている。確かにローテーションを考慮する必要があるから、そのうちスタメンを入れ替えるんじゃないかな。ハレルと(先発センターの)イヴィツァ・ズバッツは相性が良いから、モリスに代わってハレルが先発に入るかもしれない。
シェリダン:総合力はクリッパーズが上でも、現時点でより優れたチームを決めるのは私には難しいな。レイカーズと対戦した場合、誰かがアンソニー・デイビスとマッチアップしなければいけないが、クリッパーズにはその選手がいない。もちろん今のデイビスをガードできる選手は他のチームにもいないが、特にクリッパーズにとっては厳しいマッチアップだ。
時を遡ること3月11日、ニューヨークでNBAに精通した3人のライターによる『ダンクシュート』の人気企画「プレーオフ座談会」が開催されていた。収録も大詰めに差し掛かった頃、NBAからシーズン中断が発表され、記事はお蔵入りになった。
しかし、今季の回顧と再開後を展望する意味で、ここで“幻の座談会”を一挙に公開したい。第2弾はウエスタン・カンファレンスをお届けする。
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杉浦大介(以下杉浦):ウエスタン・カンファレンスでは1位のレイカーズと2位のクリッパーズの評価が高いけど、どちらが優れたチームだと思う?
クリス・シェリダン(以下シェリダン):どちらのロースターが優れているかと言われたら、間違いなくクリッパーズだと思う。今のクリッパーズはNBAで最も層の厚いチームだ。カワイ・レナード、ポール・ジョージがいるチームに、2月にはトレードでマーカス・モリスも加えた。ただ、ケミストリーの養成はこれからだ。モリスは良い選手で、(今季途中までプレーしていた)ニックスではNo.1オプションだったが、クリッパーズではレナード、ジョージが中心のシステムにフィットしなければいけない。とはいえ、レナードとジョージが一緒にプレーした時間もそれほど多くはなく、ルイス・ウィリアムズ、モントレズ・ハレルといったベンチプレーヤーへの依存度も高いから、ローテーションの確立は容易ではないだろう。
シュロモ・スプラング(以下スプラング):僕もクリッパーズこそがウエストのベストチームだと思っている。確かにローテーションを考慮する必要があるから、そのうちスタメンを入れ替えるんじゃないかな。ハレルと(先発センターの)イヴィツァ・ズバッツは相性が良いから、モリスに代わってハレルが先発に入るかもしれない。
シェリダン:総合力はクリッパーズが上でも、現時点でより優れたチームを決めるのは私には難しいな。レイカーズと対戦した場合、誰かがアンソニー・デイビスとマッチアップしなければいけないが、クリッパーズにはその選手がいない。もちろん今のデイビスをガードできる選手は他のチームにもいないが、特にクリッパーズにとっては厳しいマッチアップだ。
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