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バスケW杯

チェコの大黒柱が日本を絶賛!「すごく進歩を感じた。輝かしい未来が待っていると思う」

ダンクシュート編集部

2019.09.04

サトランスキーは「相当プレッシャーをかけられたし、一瞬たりとも楽な時間はなかった」と振り返った。(C)Getty Images

サトランスキーは「相当プレッシャーをかけられたし、一瞬たりとも楽な時間はなかった」と振り返った。(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月3日(火)
日本 76-89 チェコ


 ワールドカップで13年ぶりの勝利を狙った日本だが、3日の試合でチェコに敗れて2連敗。無念の1次ラウンド敗退となった。しかしこの日、15得点・6リバウンド・7アシストをマークしたチェコの大黒柱トーマス・サトランスキーは日本を高く評価した。

「簡単な試合じゃなかった。彼らは最後まで気を抜かずに攻めてきたし、ディフェンスでも頻繁に戦術を変えてきた。相当プレッシャーをかけられたし、一瞬たりとも楽な時間はなかった。この勝利は、必死に頑張った結果に得られたものだと実感している。プレー内容が特別良かったわけではないけど、この結果には満足しているよ」とコメント。

「大会前からこの試合にフォーカスしていた」というサトランスキーは、ゲームプランについて聞かれると「日本がスピーディーなプレーをすることは予測していたし、実際そうだった。それに八村にいかにプレッシャーをかけるかも重要だった。その点についてはいい仕事ができたと思う。もちろんすべてのショットを止められたわけではないし、彼も難しいショットを決めるなど持てる才能を発揮した」と振り返った。
 2016年の五輪予選(チェコが87-71で日本に勝利)で対戦した時との変化については「ものすごい進歩を感じるよ。選手も変わっているし個々の選手がそれぞれ成長しているというのもある。彼らには輝かしい未来が待っていると思うよ。来年は五輪もあるからファンは期待していいんじゃないかな」とその成長ぶりに驚いた様子だった。

 相手のエースからお墨付きをもらった日本。2次ラウンド出場の可能性は潰えたが、明日のアメリカ戦、7日から始まる下位グループ戦と試合は残っている。来年の東京五輪につなげるためにも、最後まで“日本一丸”となって戦い続ける。

構成●ダンクシュート編集部
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