バスケW杯

【バスケW杯・採点&寸評】日本 45-98 アメリカ|先発起用の馬場が18得点と気を吐くも、主砲の八村は自己ワーストの4得点

中村健吾(ダンクシュート編集部)

2019.09.06

第3クォーターに豪快なダンクを叩き込んだ八村だが、わずか4得点とエースの務めを果たせず。(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月5日(木)/上海(中国)
日本 45-98 アメリカ
日本  |9|14|8|14|
アメリカ|23|33|28|14|


【日本代表|チーム採点】
1.5

ティップオフからアメリカに13点を連取されてスタートダッシュに失敗し、初得点までに5分近くを要した。ここまでチーム得点王の八村は前半無得点、試合全体でも4得点。第2のスコアラーであるファジーカスも4得点と不発に終わった。第4クォーターは馬場の活躍もあって14-14と奮闘したものの時すでに遅し。守備でもアメリカの全選手に得点を許すなど、攻守で力の差をまざまざと見せつけられ、大敗を喫した。

【日本代表|選手採点】
PG 篠山竜青 1.5

プレータイム/13分 
0得点・4リバウンド・1アシスト
0スティール・0ブロック
開始からミスが目立ち前半だけで4ターンオーバー。持ち味のハッスルプレーでチームを盛り立てたが、PGとしての仕事は果たせず。

SG 馬場雄大 4.0
プレータイム/27分
18得点・1リバウンド・1アシスト
3スティール・0ブロック
ほかのメンバーが波に乗れないなか、冷静沈着なプレーで得点を量産。果敢にゴール下へアタックを仕掛けて18得点、第4クォーターにはスティールからダンクを叩き込んでファンを喜ばせた。
SF 渡邊雄太 2.0
プレータイム/28分 
9得点・3リバウンド・2アシスト
0スティール・0ブロック
チームでは最も長いプレータイムを得るも9得点止まり。フリースローで5得点を稼いだものの、フィールドゴールは2本の成功に終わり、状況を打開できなかった。

PF 八村塁 1.5
プレータイム/24分
4得点・4リバウンド・1アシスト
2スティール・0ブロック
開始から満足にボールに触れず、前半は無得点と撃沈。第3クォーターに豪快なダンクで初得点をマークしたものの、これがこの試合の唯一の見せ場でありエースとしてチームを牽引できなかった。

C ファジーカス ニック 1.5
プレータイム/16分
4得点・4リバウンド・0アシスト
1スティール・0ブロック
得意のフローターがことごとく外れ、ディフェンスでもチームの穴に。過去2試合では25分以上のプレータイムを得ていたが、この試合では16分の出場にとどまった。