バスケW杯

堅守に苦しみ9得点…渡邊雄太は「完敗だった。アメリカの強さを思い知らされた」と実力差を痛感

ダンクシュート編集部

2019.09.06

アメリカの堅いディフェンスに苦しみながらも、渡邊は積極的なドライブでオフェンスを牽引した。(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月5日(木)
日本 45-98 アメリカ


 アメリカとのワールドカップ1次ラウンド第3戦で、45-98と大敗を喫した日本代表。渡邊雄太が試合後、フジテレビのフラッシュインタビューで試合を振り返った。

「完敗だった。チームとして何もできなかったし、アメリカの強さを思い知らされた」

 その渡邊の言葉が、試合のすべてを物語っていた。日本はアメリカの強固なディフェンスの前に屈し、フィールドゴール成功率は27.4%(17/62)と大きく低迷。「リングから逃げて外でボールを回してしまい、向こうの思う壺にハマってしまった。プレッシャーにやられてターンオーバーから速攻を出される形も多かった」と話したように、インサイドにボールを入れることすら許されず、ペリメーター付近でのパス回しを余儀なくされ、難しいシュートやターンオーバーを連発した。
 チームオフェンスが機能しなかったことで、日本の攻撃は個人技頼みに。「リングにアタックすればファウルをもらえるシーンが何度もあった。その気持ちを忘れちゃいけないと思う」と語った渡邊も、積極的にドライブを仕掛け6本のフリースローを獲得した。

「この試合で終わったわけじゃない。今日は完敗で悔しい終わり方になったけど、気持ち切り替えて次のラウンドに臨めたらと思う」

 日本代表のワールドカップも残すところあと2戦。ニュージーランド、そしてモンテネグロとどちらも一筋縄ではいかない相手だが、まずは1勝をあげてほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部
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