FIBAワールドカップ・1次ラウンド/9月5日(木)
日本 45-98 アメリカ
9月5日、日本はワールドカップ1次ラウンド最終戦でアメリカと対戦。ティップオフから強烈なプレッシャーをかけられた日本はミスを連発し、前半で大量33点のビハインドを背負う。後半に入っても流れは一向に変わらず、最終的に45-98という大差で敗れ、大会3連敗となった。
一方のアメリカは3連勝を飾り、グループ首位で2次ラウンド進出。この日10得点・6アシストの活躍で勝利に貢献したアメリカのドノバン・ミッチェルが試合を振り返った。
「ターンオーバーが多すぎた。ボールハンドリングにもっと注意を払うことで、もっと良い形のゲームができたはず。いかに相手を翻弄するかというプレーについては、これからもっと追求していきたい」とコメント。大差での勝利にも満足はしていない様子だった。
この日、4得点に終わった八村塁については「とても印象的だったよ。今日は少し疲れが見えていたようだけど、あの若さにして彼のチームへの貢献度は偉大だ」と評価した。
NBAユタ・ジャズでエースを務める23歳のライジングスターから太鼓判を押された馬場。チームは大敗を喫したものの、この日、日本で最も強いインパクトを残したのは八村や渡邊ではなく、背番号18の馬場雄大だった。バスケ最強国との試合で得た自信と経験を糧にさらに成長を続けていければ、世界最高峰の舞台でスポットライトを浴びる日も、そう遠い話ではないかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部