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NBA

「レイカーズがベスト」元ネッツのジェファーソンが歴代最強チームについて”説得力ある”持論を展開

ダンクシュート編集部

2020.06.15

ジェファーソンの所属するネッツは2002年のファイナルでレイカーズと対戦。しかし相手エースのシャックを止められず、ネッツはスウィープ負けを喫した。(C)REUTERS/AFLO

ジェファーソンの所属するネッツは2002年のファイナルでレイカーズと対戦。しかし相手エースのシャックを止められず、ネッツはスウィープ負けを喫した。(C)REUTERS/AFLO

 今から18年前の6月12日、ロサンゼルス・レイカーズはフランチャイズ史上2度目の3ピート(3連覇)を達成した。シャキール・オニールとコビー・ブライアントの強力デュオを中心に、名将フィル・ジャクソンの采配を加えた陣容は、歴代最強チームのひとつに挙げられているが、実際に対戦した選手もそう感じているようだ。ニュージャージー・ネッツ時代にレイカーズとサンアントニオ・スパーズ、クリーブランド・キャバリアーズ時代にゴールデンステイト・ウォリアーズとファイナルで対戦したリチャード・ジェファーソンが持論を展開している。

「レイカーズが他の偉大なチームと一線を画す理由は?」

『ESPN』の“The Jump”に出演した際、このテーマを投げかけられたジェファーソン。02年のレイカーズはシャック&コビー、翌03年のスパーズはデイビッド・ロビンソン&ティム・ダンカンのツインタワー+トニー・パーカー、17年のウォリアーズにはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ケビン・デュラントという平均20点以上をあげるトリオを擁していたが、レイカーズは過去5シーズンで3度の優勝を果たしたウォリアーズよりも強いと断言した。その理由は単純明快だという。
 
「シャックは唯一無二の存在だ。ウォリアーズは、スモールボール・ディフェンスが特徴だ。いわゆるトリプルスイッチと言われるプレーだね。ステフを彼よりもサイズの大きい選手にスイッチさせ、相手がポストに下りたらスイッチアウトする。ドレイモンド(グリーン)らより大きな選手をポストプレーヤーにつけさせて、ステフはペリメーターに戻るんだ」

 当時のウォリアーズの先発センターは身長211cmのザザ・パチューリアが務めていたが、スーパーサブのアンドレ・イグダーラがエースキラーとして長い時間コートに立ち、身長201cmのグリーンがセンターにスライドする“スモールラインナップ”がチーム最高のユニットだった。2016-17シーズンのキャブズはケビン・ラブとトリスタン・トンプソンと本来はパワーフォワードの選手がセンターを務めており、トリプルスイッチが効果的だったが、歴代最強センターの呼び声高いシャックにはそれが通用しないとジェファーソンは説明する。
 

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