ＦＩＢＡワールドカップ・順位決定ラウンド／９月７日（土）
日本81－111ニュージーランド
日本 ｜29｜10｜22｜20｜
ニュージーランド｜29｜26｜27｜29｜
ＦＩＢＡワールドカップ2019、９月７日の順位決定ラウンドで日本はグループＦ３位のニュージーランドと対戦。ファジーカスニックが今大会自己最多の31得点（フィールドゴール12／26、３ポイント５／７、フリースロー２／３）をあげたものの、81－111で完敗を喫した。
日本は１次ラウンド終了後に今後の残り試合欠場が発表された八村塁に続き、ガードの篠山竜青もアメリカ戦の負傷（左第 1 趾末節骨骨折）により不在。田中大貴、比江島慎、馬場雄大、渡邊雄太、ファジーカスが先発に名を連ねた。
試合を通して日本は、相手のトランジションと３ポイントに苦しめられた。序盤から高確率でシュートを決められ、開始５分で22－12と試合の主導権を握られる。それでも徐々に流れを引き寄せ、このクォーターだけで17得点をあげたファジーカスの活躍もあって29－29と試合を振り出しに戻した。 しかし第２クォーター、流れは再びニュージーランドへ。今大会最多、平均25点をあげているコーリー・ウェブスターの多彩なピック＆ロールに翻弄されると、早々に２桁のビハインドを背負ってしまう。攻撃でもファジーカス頼みは解消されず、39－55と16点差をつけられて前半を終えた。
後半、追い上げを図りたい日本はゾーンディフェンスなどで相手のリズムを狂わせにかかる。攻撃では比江島の３ポイント、馬場のバスケットカウントなどで反撃を試みるが、要所で３ポイントを決められ、逆に差を広げられてしまう。第４クォーターも苦しい状況は変わらず、最後は30点差をつけられての完敗。終わってみれば相手に33本中18本の３ポイントを許し、２ポイントを含めたフィールドゴール成功率は58.2％、今大会ワーストの111失点と守備の脆さを露呈する形となった。
１次ラウンドに続いて４連敗を喫した日本は、ファジーカスのほかでは田中の10得点が最多。八村に代わって活躍が期待された渡邊や馬場も、ペースを変える働きを見せらなかった。９月９日、グループＦ４位・モンテネグロとの最終戦で、大会初勝利を目指す。
構成●ダンクシュート編集部
日本81－111ニュージーランド
日本 ｜29｜10｜22｜20｜
ニュージーランド｜29｜26｜27｜29｜
ＦＩＢＡワールドカップ2019、９月７日の順位決定ラウンドで日本はグループＦ３位のニュージーランドと対戦。ファジーカスニックが今大会自己最多の31得点（フィールドゴール12／26、３ポイント５／７、フリースロー２／３）をあげたものの、81－111で完敗を喫した。
日本は１次ラウンド終了後に今後の残り試合欠場が発表された八村塁に続き、ガードの篠山竜青もアメリカ戦の負傷（左第 1 趾末節骨骨折）により不在。田中大貴、比江島慎、馬場雄大、渡邊雄太、ファジーカスが先発に名を連ねた。
試合を通して日本は、相手のトランジションと３ポイントに苦しめられた。序盤から高確率でシュートを決められ、開始５分で22－12と試合の主導権を握られる。それでも徐々に流れを引き寄せ、このクォーターだけで17得点をあげたファジーカスの活躍もあって29－29と試合を振り出しに戻した。 しかし第２クォーター、流れは再びニュージーランドへ。今大会最多、平均25点をあげているコーリー・ウェブスターの多彩なピック＆ロールに翻弄されると、早々に２桁のビハインドを背負ってしまう。攻撃でもファジーカス頼みは解消されず、39－55と16点差をつけられて前半を終えた。
後半、追い上げを図りたい日本はゾーンディフェンスなどで相手のリズムを狂わせにかかる。攻撃では比江島の３ポイント、馬場のバスケットカウントなどで反撃を試みるが、要所で３ポイントを決められ、逆に差を広げられてしまう。第４クォーターも苦しい状況は変わらず、最後は30点差をつけられての完敗。終わってみれば相手に33本中18本の３ポイントを許し、２ポイントを含めたフィールドゴール成功率は58.2％、今大会ワーストの111失点と守備の脆さを露呈する形となった。
１次ラウンドに続いて４連敗を喫した日本は、ファジーカスのほかでは田中の10得点が最多。八村に代わって活躍が期待された渡邊や馬場も、ペースを変える働きを見せらなかった。９月９日、グループＦ４位・モンテネグロとの最終戦で、大会初勝利を目指す。
構成●ダンクシュート編集部
