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バスケW杯

「最後は相手も遊んでいた。恥ずかしい試合」9得点に終わった渡邊雄太、30点差の大敗に悔しさ隠さず

ダンクシュート編集部

2019.09.08

八村に代わってパワーフォワードを務めた渡邊だが、9得点・4リバウンドとチームをリードできず(C)Getty Images

八村に代わってパワーフォワードを務めた渡邊だが、9得点・4リバウンドとチームをリードできず(C)Getty Images

FIBAワールドカップ・順位決定ラウンド/9月7日(土)/東莞(中国)
日本 81-111 ニュージーランド


 1次ラウンドで3連敗を喫した日本は、中国・東莞で行なわれた順位決定ラウンドに挑んだ。初戦のニュージーランドは8月の強化マッチでも対戦し、1勝1敗と互角の戦いを演じた相手だったが、この試合では先発の2人(八村塁、篠山竜青)が欠場。第1クォーターはファジーカス ニックの活躍もあって同点で終え、ファンに期待を抱かせたものの、第2クォーター以降は52対82と圧倒され、最終的には81対111の大差で敗れた。

 試合後、渡邊雄太が自身とチームのパフォーマンスを振り返った。

「僕自身、もっといろんな役割をしないといけないと思いながら試合に入ったが、チームとしてもまったく機能せず、何もできなかった。現状はこれが日本の実力だと思う」
 同点で終えた第1クォーターについては「最初の5分で22点を取られ、ベンチから出てきた(安藤)誓哉さんや(安藤)周人がディフェンスで頑張ってくれて、残り5分を5点ほどに抑えることができた。第1クォーターが終わった段階では、自分たちのペースに持ち込めつつあると感じていた」と手応えを感じていた様子だったが、「途中からまったく対応できなかった。最後は相手も遊んでプレーしていた。恥ずかしい試合だった」と無念の表情で語った。

 ワールドカップ最終戦の相手は、NBAのオーランド・マジックで活躍するニコラ・ヴュチェビッチ擁するモンテネグロ。八村と篠山を欠く厳しい状況に変わりはないが、ひとつでも順位を上げて大会を終えるために、最後まで全力で戦い続ける。

構成●ダンクシュート編集部
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