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ネッツの新指揮官ナッシュについてデュラントが言及!「俺はスポンジのようだった」と、ともに練習した日々も回顧

ダンクシュート編集部

2020.09.11

ナッシュ(右)の指揮官就任に「興奮している」と明かしたデュラント(左)。2012、13年頃には2人でワークアウトにも励んだという。(C)Getty Images

 9月3日(日本時間4日、日付は以下同)にブルックリン・ネッツが発表したスティーブ・ナッシュのヘッドコーチ(HC)就任は、NBAファンにとってここ最近の最もホットな話題となった。2度のシーズンMVPに輝いた稀代の名司令塔が指揮を執るとあって、来季のネッツが俄然楽しみなチームとなったのは間違いない。

 チームのトップスターであるケビン・デュラントも、このニュースに喜んだ人物の1人だ。10日、JJ・レディック(ニューオリンズ・ペリカンズ)がホストを務めるポッドキャスト『The Old Man and the Three』に出演したデュラントは、ナッシュの指揮官就任に「興奮している」と明かし、公の場で初めてこの話題について語った。

「彼から学べる機会を楽しみにしているよ。彼のゲームへの洞察力やコミュニケーション能力、バスケットボールに対する向き合い方は、俺が選手として成長する手助けを間違いなくしてくれるし、ほかのチームメイトの助けにもなるはずだ」
 
 ナッシュはHCはおろかアシスタントコーチの経験もないものの、2015年からはゴールデンステイト・ウォリアーズの選手育成コンサルタントを担当していた。その際にデュラントのトレーニングをサポートしていたが、それより前の2012、13年頃に、ナッシュとワークアウトに励む機会があったとデュラントは話す。

「俺は常に彼と一緒にジムにいた。そしてスポンジのように何でも吸収したよ。俺は自分を"バスケットボールを学ぶ生徒"だといつも思っている。多くのことを経験し、別の世代でもプレーしていた人物から、たくさんの指導を受けられることが楽しみだ」

 はたしてナッシュとデュラントは、ネッツを球団初のNBA制覇に導くことができるのか。深い絆で結ばれた師弟コンビの来季に注目したい。

構成●ダンクシュート編集部

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