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NBA

ナゲッツが2シリーズ連続で1勝3敗から逆転!クリッパーズを下して2009年以来のカンファレンス決勝進出

ダンクシュート編集部

2020.09.16

天下分け目の大一番でヨキッチ(左)はトリプルダブル、マレー(右)は40得点を叩き出し、クリッパーズを撃破。ナゲッツが11年ぶりのカンファレンス決勝進出を決めた。(C)Getty Images

天下分け目の大一番でヨキッチ(左)はトリプルダブル、マレー(右)は40得点を叩き出し、クリッパーズを撃破。ナゲッツが11年ぶりのカンファレンス決勝進出を決めた。(C)Getty Images

 9月15日(日本時間16日)、ロサンゼルス・クリッパーズとデンバー・ナゲッツのカンファレンス準決勝第7戦が行なわれた。

 勝ったチームがロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス決勝に駒を進める大一番。第1クォーターは24対24の同点で終えたが、クリッパーズは第2クォーターにカワイ・レナードやジャマイカル・グリーンの連続3ポイント、モントレズ・ハレルの得点などで点差を広げ、第2クォーター残り4分36分には50対38と12点のリードを奪う。

 しかし、ナゲッツも成長著しいガードのジャマール・マレーがこのクォーターだけで20得点の集中砲火で点差を縮め、54対56と2点差に詰め寄り前半を終えた。

 後半に入るとナゲッツはニコラ・ヨキッチとマレーの2枚看板に加え、ジェレミー・グラントとポール・ミルサップもシュートを決め、第3クォーターで28点を奪い(クリッパーズは18点)、82対74の8点リードで勝負の第4クォーターへ。

 運命の最終クォーターでは、この日絶好調のマレーが12得点とオフェンスをリード。クリッパーズがシュートミスを連発するなか、マレーは残り2分24秒にはリードを18点に広げる3ポイントをねじ込む。さらに直後のディフェンスではヨキッチがレナードからボールを奪い、速攻からグラントのダンクを演出して勝負を決めた。
 
 最終スコアは104対89。後半に50対33と圧倒したナゲッツがカーメロ・アンソニーやチャンシー・ビラップス、ケニョン・マーティンらが在籍していた2009年以来、11年ぶりのカンファレンス決勝進出を決めた。

 1回戦(vsユタ・ジャズ)に続いて2シリーズ連続で1勝3敗から逆転勝ちを収めたナゲッツは、マレーが40得点、ヨキッチがトリプルダブル(16得点、22リバウンド、13アシスト)、グラントとギャリー・ハリスが14得点をマーク。

 一方のクリッパーズは過去2試合と同様、後半に失速。24分間で33得点、フィールドゴール(FG)成功率28.9%と精彩を欠いた。とりわけ第4クォーターはFG成功率27.3%(6/22)、3ポイント成功率10%(1/10)で15得点しかあげられなかった。

 得点では控えのハレルがチーム最多の20得点をあげたものの、昨季ファイナルMVPのレナードは14得点(FG6-22)、ポール・ジョージも10得点(FG4-16)、ルー・ウイリアムズが7得点(FG3-11)とスランプに陥り、まさかの逆転負け。チーム史上初のカンファレンス決勝進出はならなかった。

構成●ダンクシュート編集部
 
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