NBA

「クリス・ポールがレイカーズに行く確率は85%」ご意見番パーキンスが大胆予想!

ダンクシュート編集部

2020.11.11

30歳を超えてもハイレベルなプレーを見せるポールだが、まだ頂点に立った経験はない。レイカーズに移籍すれば、優勝の可能性は高くなるが、実現するか。(C)Getty Images

 NBAの2020-21シーズンの開幕日が12月22日に決まった。それに従いフリーエージェント(FA)交渉開始日は11月20日、契約解禁は22日となった。トレーニングキャンプ開始が12月1日のため、各球団は急ピッチでチーム作りを進めることになる。

 昨季、10年ぶり17回目の優勝を果たしたロサンゼルス・レイカーズは、今オフにアンソニー・デイビス、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、ラジョン・ロンド、エイブリー・ブラッドリー、ジャベール・マギーがFAになれる権利(プレーヤーオプション)を保持しており、ドワイト・ハワード、マーキーフ・モリス、ジャレッド・ダドリーらは完全FAになる。
 
 例年より準備期間が少ないため、チームのフロントは現有戦力を維持したいところだが、先発ガードのダニー・グリーンが「このチームには10人もFAがいる。全員を呼び戻して契約をまた結び直すのは難しいだろう」と語るように、ある程度の選手の流出は避けられないだろう。
 
 2009、10年以来の連覇を狙う王者がオフにどのように動くか注目されるが、かつてボストン・セルティックスなどでプレーし、現在はアナリストとして活動しているケンドリック・パーキンスは、レイカーズが大物を獲得すると予想している。
 
 パーキンスは『Sedano and LZ" show』出演時に「クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)の移籍先はロサンゼルスのレイカーズかニューヨーク(ニックス)だ。そして私は、彼がレイカーズの一員になると思う」と語った。

 現在35歳のポールはサンダーとの契約があと2年(最終年はプレーヤーオプション)残っているため、獲得にはトレードが必要だが、パーキンスは「サム・プレスティ(サンダーGM)がトレードを成立させることができなければ、バイアウト(契約買取)を考えるだろう」と述べ、「私はポールがレイカーズに行くと85%確信している」と言い切った。

 昨季サンダーに加入したポールは、70試合で平均17.6点、5.0リバウンド、6.7アシストをマーク。前評判の低かったチームをプレーオフ進出に導き、ポストシーズンでも21.3点を叩き出し、健在ぶりを見せつけた。

 もしポールがレイカーズに入団すれば、レブロン・ジェームズ、デイビス、ポールという超強力なビッグ3が完成。名パサーのポールは、レブロン&デイビスの仕事をより楽にするだろう。

 また、パーキンスは昨季の優勝に貢献したロンドについては「クリッパーズに行く」と予想している。

 ポールはニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)在籍時の2011年12月、レイカーズへのトレードが決まりかけたが、リーグの承認を得られず破綻となり、同じLAのクリッパーズへ入団している。幻のレイカーズ入りから9年。依然としてハイレベルなプレーを見せている司令塔は、今度こそ"パープル&ゴールド"のユニフォームに袖を通すのか。

構成●ダンクシュート編集部

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