11月16日(日本時間17日、日付は以下同)のトレード解禁日を前に、衝撃のニュースが飛び込んできた。ヒューストン・ロケッツが、チームの絶対的エースであるジェームズ・ハーデンをブルックリン・ネッツに放出するという噂だ。
『スポーツ・イラストレイテッド』の記者によると、「ネッツがスペンサー・ディンウィディー、キャリス・ルバート、トーリアン・プリンス、ジャレット・アレンを駒に、ロケッツからハーデンを獲得する交渉をしている」とのこと。今オフはHC(ヘッドコーチ)のマイク・ダントーニとGM(ゼネラルマネージャー)のダリル・モーリーがチームを去り、新指揮官にスティーブン・サイラス、GMにラファエル・ストーンを迎え新たな一歩を踏み出したロケッツだったが、その直後からラッセル・ウエストブルックが自身のトレードを要求し、その他の選手も待遇や起用法に不満を漏らし始めるなど、決してチーム状況が良好とは言えなかった。それだけに、新体制の前にチームのカルチャーを完全に作り変えるためにも、大黒柱の放出という荒療治を敢行しようとしているのかもしれない。
一方で、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は「ロケッツはチーム全員に対し、今季はハーデンと“再出発”すると言い続けている。今のところ、ロケッツとネッツ間でトレードに関する議論は行なわれていない」と報道。しかし同時に「ハーデンはロケッツというフランチャイズにおける、自身の未来について思案している」とも報じ、彼のリストにあるトレード先の有力候補のひとつがネッツだという。
そしてそれを後押ししそうなのが、オクラホマシティ・サンダー時代の盟友であり、現在ネッツに所属するケビン・デュラント。『ESPN』によると、今オフにロサンゼルスでともにワークアウトに励んだ2人は、その場で自分たちのコンビネーションがどのように機能するかといった戦術面の話から、トレードを上手く成立させる方法などをオープンに話し合ったそうだ。
もしネッツ移籍となれば、デュラント、ハーデン、そしてカイリー・アービングという超強力なビッグ3の誕生となる。ボールがいくつあっても足りなさそうだが、噛み合った時のポテンシャルと期待感は半端ではない。はたして本当に実現するのか、トレード解禁日を楽しみに待ちたい。
構成●ダンクシュート編集部
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『スポーツ・イラストレイテッド』の記者によると、「ネッツがスペンサー・ディンウィディー、キャリス・ルバート、トーリアン・プリンス、ジャレット・アレンを駒に、ロケッツからハーデンを獲得する交渉をしている」とのこと。今オフはHC(ヘッドコーチ)のマイク・ダントーニとGM(ゼネラルマネージャー)のダリル・モーリーがチームを去り、新指揮官にスティーブン・サイラス、GMにラファエル・ストーンを迎え新たな一歩を踏み出したロケッツだったが、その直後からラッセル・ウエストブルックが自身のトレードを要求し、その他の選手も待遇や起用法に不満を漏らし始めるなど、決してチーム状況が良好とは言えなかった。それだけに、新体制の前にチームのカルチャーを完全に作り変えるためにも、大黒柱の放出という荒療治を敢行しようとしているのかもしれない。
一方で、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は「ロケッツはチーム全員に対し、今季はハーデンと“再出発”すると言い続けている。今のところ、ロケッツとネッツ間でトレードに関する議論は行なわれていない」と報道。しかし同時に「ハーデンはロケッツというフランチャイズにおける、自身の未来について思案している」とも報じ、彼のリストにあるトレード先の有力候補のひとつがネッツだという。
そしてそれを後押ししそうなのが、オクラホマシティ・サンダー時代の盟友であり、現在ネッツに所属するケビン・デュラント。『ESPN』によると、今オフにロサンゼルスでともにワークアウトに励んだ2人は、その場で自分たちのコンビネーションがどのように機能するかといった戦術面の話から、トレードを上手く成立させる方法などをオープンに話し合ったそうだ。
もしネッツ移籍となれば、デュラント、ハーデン、そしてカイリー・アービングという超強力なビッグ3の誕生となる。ボールがいくつあっても足りなさそうだが、噛み合った時のポテンシャルと期待感は半端ではない。はたして本当に実現するのか、トレード解禁日を楽しみに待ちたい。
構成●ダンクシュート編集部
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