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NBA

“失言”で評判を落とすネッツのお騒がせコンビ。デュラントの「カイリーはアイバーソンよりも上手い」発言の真意とは…

ダンクシュート編集部

2020.10.30

今季は共演が見られなかったアービング(左)とデュラント(右)。コートに立てない分、オフの発言が注目されたが…。(C)Getty Images

今季は共演が見られなかったアービング(左)とデュラント(右)。コートに立てない分、オフの発言が注目されたが…。(C)Getty Images

 ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントとカイリー・アービングは、今オフの様々な発言が注目を集めてきた。“お騒がせコンビ”と化してしまっているなか、デュラントが3年前に発したコメントに再びスポットライトが当てられ、波紋を呼んでいる。

 2019年夏に同じタイミングでネッツへ移籍し、新たな強力デュオとして期待された2人。しかし、デュラントが右足アキレス腱断裂によりシーズン全休、アービングが右肩の故障で戦線離脱と、共演を果たせぬまま1年目を終えた。

 シーズン終了後には、名司令塔のスティーブ・ナッシュが新指揮官に就任して新生ネッツに対する期待は高まっているが、一方でアービングとデュラントはオフの“失言”と“誤解”で再三非難の対象に挙げられている。

 アービングは、デュラントが立ち上げたポッドキャスト「The ETCs」にゲスト出演した際、「俺たちにはヘッドコーチはいないようなものだと思う。KD(デュラント)もヘッドコーチになれるし、俺もヘッドコーチになれる」と発言。チームを作るのは“共同作業”と強調しつつも、ヘッドコーチ経験のないナッシュの指揮官就任に否定的とも取れてしまう発言をした。
 
 さらに、同番組内でアービングはラストショットに関するテーマで、「これまでプレーしたすべてのチーム(クリーブランド・キャバリアーズとボストン・セルティックス)では、大事な局面では自分がベストオプションだと考えていた。キャリアを通して、『アイツもウィニングショットを決めることができる』と思えるのは(デュラントが)初めてのことさ」と回答。捉え方によっては、2016年の優勝時に同僚だったレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)を“見下した”ようにも聞こえるコメントに、かつて同僚だったケンドリック・パーキンスも苦言を呈したほどだった。

 デュラントもまた、昨オフにニューヨーク・ニックス移籍が噂されたことについて、「ニックスやニューヨークの救世主にはなりたくなかった」と思いを明かし、反感を買っている。

 そして、今回再び取り上げられているのが、デュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズ時代の2017年6月に発したアービングに関するコメントだ。
 
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