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王者レイカーズがシュルーダーを獲得!レジェンドOBのマジックも「このトレードが我々を連覇に導く」と称賛

ダンクシュート編集部

2020.11.16

レイカーズ入りがほぼ決定したシュルーダー。はたして連覇へのラストピースとなれるか?(C)Getty Images

 今年のNBAファイナルを制し、10年ぶり17度目の優勝を成し遂げたロサンゼルス・レイカーズ。2020-21シーズンの開幕が12月22日(日本時間23日、日付は以下同)に決まったことで、わずか2か月しかオフを取れなかったものの、連覇に向けて積極的に補強に乗り出している。

 その第一弾として報じられたのが、ダニー・グリーンと今年のドラフト1巡目28位指名権をオクラホマシティ・サンダーに放出し、デニス・シュルーダーを獲得するというもの。まだトレード解禁日前のため暫定ではあるが、すでに合意に達しているという。

 レイカーズは昨ファイナルで見事な働きを見せたラジョン・ロンドが、プレーヤーオプションを破棄して完全FAに。百戦錬磨のベテラン司令塔にはロサンゼルス・クリッパーズやアトランタ・ホークス、さらには古巣ボストン・セルティックスも興味を持っていると噂され、移籍が濃厚とみられている。その後釜として白羽の矢が立ったのがシュルーダーというわけだ。
 
 来季35歳を迎えるロンドに対し、シュルーダーは今年9月に27歳になったばかり。ゲームコントロールやアシストなど、ポイントガードとしての能力は劣るものの、昨季は平均18.9点をあげたように、得点能力はロンドをはるかに上回っている。司令塔役はレブロン・ジェームズが務めるためさほど問題なく、またキャリアを通じて先発、シックスマン両方の役をこなした経験もあることから、どちらの起用法でも対応できるだろう。

 このトレードに対し、レイカーズのレジェンドOBであるマジック・ジョンソンは、自身のTwitterに「レイカーズのGM(ゼネラルマネージャー)ロブ・ペリンカは、サンダーから平均18.9点、3リバウンド、4アシストを記録したデニス・シュルーダーを獲得するという、素晴らしいトレードを持ってきた。レイカーズファンのみんな、このトレードは我々を連覇に導くよ!」と投稿。フロントの的確な補強を称賛していた。

 はたしてマジックが言うように、シュルーダーはレイカーズが連覇を果たすためのラストピースとなれるのか?来季の開幕を楽しみに待とう。

構成●ダンクシュート編集部

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